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ガックライ
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Episode.06 |
●ロングヘアー 同窓会の案内のハガキなどが郵便受けに届いていたりすると、その瞬間、なんだかキュンとなったりしませんか? 理由はわかりませんが、 僕はキュンとなったのです。脳の1部がその頃の記憶を反芻したりするのでしょうか。そんなキュンの感情を歌で 表現できたらいいのになあ。と漠然と考えていました。そう思ってからこの歌の完成を見るまでには2年以上かかったと記憶しています。Bメロ〜ニューヨークから〜のフレーズが天から落ちてきたときにはゾクゾクしました。 そして、その後に不思議なことが起こりました。(くれぐれも歌を作った後のことです。歌が先 )ニューヨークに行ったとき、大学時代のクラブの後輩がいろいろと案内してくれました。彼はその クラブでは名字で呼ばれていて、僕はフルネームを知らなかったのですが、下の名前はヒロシでした。 「ロングヘアーの歌詞と同じかあ」なんて思っていましたが、その後、こんなことが起こりました。 ある日、そのクラブでいっしょにバンドをやっていた親友から突然電話がかかってきて、、 〜〜実はクラブの仲間だったある女性と結婚することになった。「あのバンド、もう1回やってくれへん?」 と言われたときは身震いしました。本当に結婚式は6月。ジューンブライドでした。 ●二人乗りで行こう たけしさんの映画「Kid's Return」のエンディングシーンで、主人公の男性二人が自転車の二人乗りをしながら、、「俺たち、もう終わっちゃったのかなあ。。?」「まだ、始まっちゃいねえよ。」という、会話をします。この会話自体、めっちゃかっこいいのですが、それにプラス、この自転車の二人乗りにポイントがあるような気がしてしかたないのです。映画では男性同士でしたが、これが男女の二人乗りであっても、なんかお互いにある一線を越えてるというか、信頼してるというか、他人じゃ出来ない行為のような気がするのです。渡辺満里奈さんもある番組で、「自転車の二人乗りで荷台に立ち乗りするのが夢だった。」なんて言ってられました。それです。一人じゃ行けない遠い街まで二人乗りで行こう。 ●November Blue 11月はガッコにとってなんだか「ジーン」とする月なのです。キンモクセイなんてその象徴といえ ますね。11月は「じーん」とする。そういうことです。「November Blue」は、ガッコライブでの「独りアカペラコーラス曲」の1曲目だったように記憶しています。実は、もと うたは、 15年以上前にありました。(古いなあ)。そのころ、京都でやってたバンドがだんだん人を呼べるようになってきて、 KBS京都(だったと思う。ラジオ局です。)主催のアマチュアバンドのライブイベントで結構人気が出て、 そのラジオ番組に ゲスト出演する事になったのです。すっごい自信家だった僕たちは、 「ヒューイ・ルイス・アンド・ザ・ニュースみたいに、 突然アカペラでみんなで歌い出したら、 めっちゃかっこええんちゃうん?」なんて頭からもくもく湯気を出さんばかりの勢いで ラジオ局に向かいました。 11月でした。それを思い出しても「じーん」とします。そのラジオ出演のために作ったのが最初なのです。 懐かしいなあ。そのときは、1番しかなく、(ラジオのことだけ考えてたなあ) 歌詞もアレンジも違います。 でも、「じーん」とするのは同じです。 |
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