日記ぢゃないけど
2003/04/11(金)おかまの節句?7
数日前からのバカ話の続きである。サプライズ尋問作戦は佳境をむかえた。岡田君はFocus誌の「そのページ」を見せられると、さすがに少し驚いた様子ではあったが、「知らん知らん。なんも知らん。なんもしてない。」と「しら」を切り通した。平静を装い、私たちの問いかけを無視するようにゆっくりとFocus誌の記事を読み、「しら」を切る様子は横柄な態度にも感じられた。そういう意味でみんなの期待を大きく裏切った。私たちはそんなに多くを望んでいるつもりはない。ただ、「驚いて」欲しかっただけだ。わがままながら「ちょっとはのってこいよ!」と思った。その後、彼はすきを見て逃げるように帰ってしまい、ここでも私たちを落胆させた。が、私は見逃してはいない。表面上は平静を装いながら彼は何かを思い詰めていた。ある瞬間、うつむいて、思考を停止したかのようにも見えた。 「現実逃避状態」に入っているような瞬間もあった。彼はきっと何かを「やってもうた!」に違いないのだ。(正に「やってもうた」かも知れない?)「今」なら全部、話してくれるかな?それにしても、あまりに「黒」に近いではないか!何があったんやろ?すごーく知りたいぞ。「おかまの節句」完。
2003/04/10(木)おかまの節句?6
数日前からのバカ話の続きである。サプライズ尋問作戦。計画は順調に進行し、当日となった。場合によっては(?)相当盛り上がることも予想されたので、作戦実行の場所としては「騒いでも大丈夫」ということに重きを置き、私が住んでいた学生アパートの「はなれ」の一室が選ばれた。岡田君はそこに来るのは初めてだったと思うが「一緒に呑もう」という、 さり気なーーい誘いに気軽に応じてくれたとのことで、何の疑いも持たず、素直にやって来た。呑みは何気なく始まり、そして佳境をむかえる。Focus誌の「そのページ」が岡田君に見せられ、問いつめる場面となった。「え!どうだったんだ?え!言うんだ。岡田!」激しく机を叩くジーパン。「おいおい、ジーパン。そんなに熱くなるんじゃない。」なだめるヤマさん。「タバコでも1本どうだ?」岡田にタバコを渡し、火を付けてやるヤマさん。「・うう・・刑事さんよお・・」泣きながら話し始める岡田。そんなことになるのか?なんだかわけが分からなくなってきたなあ。 続きはまた明日。
2003/04/09(水)おかまの節句?5
数日前からのバカ話の続きの話である。私は、岡田君がナンパしたのが、その「まりんちゃん」かどうか確信が持てなかったが、その友人は「絶対に間違いない」と主張した。これは岡田君を呼びだして「どうだったのか(何がどうだったんだろ?)確かめよう!」ということになった。ただ普通に呼び出して聞いたのでは面白くない。で、このFocus誌に載っていることを岡田君以外のみんなに伝達し、岡田君には絶対に知られないようにして、さりげなく岡田君を囲んだ呑み会を開催し、その呑み会最中にFocus誌を直接岡田君に見せて、その日の様子を詳しく聞く。という作戦が計画された。サプライズパーティーならぬ、サプライズ尋問である。事前調査もくまなく行われ、当日、岡田君はまりんちゃんをお持ち帰り(当時はまだこういう言い方はなかった。)したという情報も入手され、期待は高まるばかり。 続きはまた明日。
2003/04/08(火)4月4日は、おかまの節句?4
04/07より引き続き・・・もうひと昔、ふた昔前の学生時代のバカ話である。 写真週刊誌「Focus」を握りしめ、私のアパートに駆け込んできた友人は、「先日岡田君(仮名)がナンパしたのは、このオカマだ」とFocusの写真を指さして叫んでいる。記事の内容を読むと、カルーセルさんの呼びかけで、「4月4日はオカマの節句」で、京都は祇園にある「ナナ」というゲイバーに、日本全国からオカマが大集結し、大大オカマ大会が開かれた。 という。そして美人コンテストのようなもの?が催され、「ミス日本」ならぬ「ニューハーフ日本」が選ばれたというのだ。そしてその年の「ニューハーフ日本」に選ばれたのは、まりんちゃん(仮名)で、写真の中央でポーズをとっている。Focus誌を持って駆け込んできた彼は、そのまりんちゃんを指さして興奮している。「こいつやん。こいつ、岡田(仮名)がひっかけとったヤツ。」岡田君がナンパしたのは「ニューハーフ日本」に選ばれたまりんちゃん(仮名)だったのだろうか? 続きはまた明日。
2003/04/07(月)4月4日は、おかまの節句?3
04/05より引き続き・・・もうひと昔、ふた昔前の話で学生時代のバカ話である。 その仲間と呑んだ日から1週間ほどたったある日。そのいっしょに呑んだ仲間のうちのひとりが、当時たいへん 人気のあった写真週刊誌「Focus」を握りしめ、慌てふためいた様子で私のアパートに駆け込んできた。 (正にそんな感じだった。)「けーちゃん!けーちゃん!これ見ろよ!」と、かなり興奮気味の彼が指さすそのページの タイトルは「4月4日は、おかまの節句」。そしてそのページに写っているのは、カルーセル麻紀さんと、大勢のオカマちゃん達。女性とまったく見分けがつかない、かなり美形のオカマちゃんもいれば、そうでないギャグ系(?)のオカマちゃんもいる。彼は、その中央に写っている美形のオカマちゃんを指さして「こいつやん。こいつこいつ。」とさらに興奮している。「このオカマちゃんがどうしたん?」「こないだ。岡田(仮名)が引っかけとったヤツやん」「えーー??うそやん・・(よく見て・・)ほ。ほんまや。」 続きはまた明日。
2003/04/05(土)4月4日は、おかまの節句?2
04/04より、引き続き・・・もうひと昔、ふた昔前の話で学生時代のバカ話である。その日も仲間と呑んでいた。京都の四条あたりか?祇園あたりか?男性ばかり5〜6人で呑み歩いていた。2〜3軒はしごしていたのだろうか?その途中で、仲間の誰かが女性二人組をナンパしたようなのである。ひとりは背の高い、ぱっと見、水商売風美人(?)。もうひとりは背が低くて、あんまり美人じゃない(またまた失礼)普通人。私はうさんくさそうだったので無視していたが、しばらくすると、フィーリングカップルが決まって別行動をとったようで、私たちの仲間二人と一緒に消えてしまった。「あっ、そーなんや。ふーーん」って何気ない感じで、その日は何事もなく、気持ちよく酔っぱらって帰路についた。またまた、続きます・・・・・
2003/04/04(金)4月4日は、おかまの節句?
一番最初に言い始めたのはカルーセル麻紀さんだったと思う。 「3月3日は女の節句。5月5日は男の節句。4月4日は、おかまの節句よ!」ってな感じで?TVなどで話していた。京都の祇園に「ナナ」という当時草分け的なゲイバーが存在していて(今はもう無いと思う。)そこに「一年に一回、全国のオカマを集めてオカマの節句をするのよ。」的な発言があったと思う。実は、4月4日が来るたびに思い出すエピソードがある。もうひと昔、ふた昔前の話で学生時代のバカ話である。長くなるので続きは明日。
2003/04/01(火)すごくちっちゃく見えるのねん。
目黒のゴスペルクラスのクラスコンサートを催した。他の会場の生徒さん達の協力もあり、お客さんも数名集まって何とか形になった。音楽に限らず、多くの芸術においては「発表の場」が無ければ、意味のないものかもしれない。イベントとしてはごくこく小さなものだが、普段のレッスンには無いエネルギーやら一体感も感じた。あらためて「発表の場」の大切さを実感した。さらにその後の「呑み」もおのずと盛り上がる。ちょっとした達成感と緊張からの解放も手伝って、みんな、ガンガン呑む。何がきっかけだったか忘れたが、なぜか私は生徒さん達と「背比べ」をしていて、「あっ。先生の方が高い!」とみんなで驚いている。どうやら相当ちっちゃく見られているらしい。それもいいかあ。