8月前半の日記ぢゃないけど

2003/08/12(火)うまいですねえ

先週、「新しいウクレレ欲しい熱」の真っ最中だった私が、Webで気になるウクレレを見つけ、早速そのお店に直接弾かせてもらいに行った時のこと。私の予感はピタリと的中し、そのウクレレはかなりご機嫌な物で、気持ちよくなって夢中で弾いてしまっていた。すると店の女性(のちに社長だとわかる)が「うまいですねえ」としきりに誉めてくれた。悪い気はしないが、客に対する社交辞令だと思っていたら、そうでもない様子で、「ウクレレはもう何本もお持ちなんですか?音がすごくいいですよ。艶っぽいと言うか、いい音出しますね。うまいですねえ。」と、ますます誉めてくれるので「ああ、どうも、いえいえ」と少々照れていたら、「うちでウクレレコンテストっていうのやってるんですけど、出てみませんか?今年はもう締め切っちゃったんですけど、出てみるといいと思うなあ。」って、あれれ?それってどういうこと?私は、「ウクレレ弾き語り」とはいえ、ウクレレを教えていることには間違いないレッスンプロで、レッスンプロとはいえ、一応プロなわけで・・・「ウクレレはもう何本もお持ちなんですか?」の答えが「いえ、1本だけ」がいけなかったのか?短パンはいてたのが良くなかったのか?いや、どれも理由にはならない。なんだかちょっぴり「トホホ」で複雑な気分。

2003/08/08(金)はなわ君

今週火曜日、皆さんもご存じの「SAGA」のヒットで有名になった「はなわ」氏のレコーディングに参加した。「ハーモニカを吹いて欲しい」ということだけは聞いていたが、内容は知らされておらず、何かの企画物かプリプロ(レコーディング前のデモテープ等の製作)かな?ぐらいの気持ちで行ってみると、本チャンのレコーディングでびっくり!バンドさんも、はなわ氏本人も来ていて、それも「バンド一発録り」という熱の入れよう。当然時間がかかるわけで、夜10時頃に都内某所スタジオに入ったものの、待たされること数時間、私の出番は深夜1時を大きく過ぎていた。はなわ氏は、私が到着するなり紹介もされてないのに「今日はよろしくお願いします。」と深々と頭を下げたり、何度も「待たせちゃってすみません。」と気を使ったり、腰が低く、すごくいいヤツ(っていうか、すごくいい子)という印象であった。スタッフからも「はなわくーん」と呼ばれていて、心の中で「ちびまるこちゃんかよ」とつっこみながら、とてもフレンドリーな雰囲気であった。私の録りが終わったのは深夜4時近かったと記憶する。今回のレコーディングは10月発売のアルバムに収録されるとのことで、曲名は「はなわのさわやかな青春」。ラフミックスのMDをもらったので、はなわ氏本人に曲名とサインをお願いすると、すぐに快諾。こんなイラストまで書いてくれた。ちなみに、この日のはなわ氏の「とさか」は寝てましたが。

2003/08/04(月)しょぼん

昨日、ある楽器屋でウクレレを物色した。私は今は、日本で最も一般的なソプラノタイプのウクレレを弾いている。これまではウクレレの神様、ハーブ・オオタ氏に憧れて、なるべくオオタさんに近いように「ソプラノにLow-G弦を張る」というスタイルで弾いていたのだが、先日、ジェイク・シマブクロ氏のライブを見てからコンサートウクレレやテナーウクレレといった一回り大きなタイプも欲しくなった。いろいろと弾かせてもらったが、これが結構高い。店のおじさんによると、「安いのは売れないから置いていない」と言う。ウクレレの初心者がテナーウクレレを弾くことはないだろうが、最低で10万円。「ちょっといい感じ」の物は20万以上もする。とてもそんな値段では手が出ない。その商品はこの楽器店オリジナルの日本製で、おじさんは「カマカ(ハワイの超有名ウクレレメーカー)でこんなの作らせたら50万以上するよ」と自慢げに話してたけど、なんかちっと高すぎる気がする。いわゆる「ぼったくり」じゃないかなあ?とは思いながら、「しょぼん」と帰路につきましたとさ。

2003/08/01(金)一本取ったりー!

前回から引き続き・・今度は電話においても米屋の先制攻撃に受けながら、指定された時間に私は米屋に向かった。訪れると、すでに米は包装され、領収書まで用意してある。今回、違う種類の米も試してみたくなり、そのことはすでに電話で伝えてあった。領収書には「煌きらめき5分搗き3kg」と書かれている。「何だ、今回はちゃんと5分搗きって書いてあるやん」と思いながら、「前いただいた『ひとめぼれ』と、この『きらめき』ではどういう特徴の違いがありますか?」聞いてみた。すると、店主は「これはコシヒカリ。きらめきっていうのは商品名!」と言いながら紙製パッケージの「煌」の文字を撫でるように触った。おおーーと、ちょっと油断するだけで、またまた激しいジャブが飛んでくる。気を取り直して、米の特徴を質問したのだが、「5分搗きだったら、わかんないですよ。コシヒカリの方が歯ごたえがあるっていうか、もちもちした感じだけど、5分搗きだったら、ほとんどわからないですよ。」と、まるで何でもいいかのような気のない答え。ここはしっかりと反撃しておかねばなるまい。「あのー。僕がここに通って来るのは、他の店で買った5分搗き米より、確実にうまいからなんですけど!」すると店主、一拍おいて、「ああ、ああ、ありがとうございます。」ガッコ、大逆転!一本取ったりー!

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