10月後半の日記ぢゃないけど

2003/10/29(水)虎キチ仕様2

「T君の白いトヨタカリーナに黒のラインを入れ、虎キチ仕様にしてしまおう!もちろんT君には内緒で!」という壮大なイタズラ計画。当初は「T君を麻雀に誘い、その間に秘密裏に車を白黒ツートンにしてびっくりさせる」という作戦が立てられたが、そうすると車を虎キチ仕様にする作業に従事できる人数がいきなり3人も減少してしまうという理由でボツになった。その後、午後にT君が欠かさず見ている再放送のTVドラマがあることが判明し(百恵ちゃんだったような気がする)「その1時間に集中して一気に仕上げてびっくりさせる」というものに変更された。短期決戦にミスは許されない。T君の白いトヨタカリーナは事前に採寸され、綿密な計画の元に虎キチ仕様に仕上げられることになった。ちなみに、手っ取り早くマジックで線を書こうなどという過激な意見もあったが、さすがにそれはイタズラの域を大きく超えた犯罪であろうということで、黒いテープを貼ることになった。が、ビニールテープでは細すぎる。ガムテープでは仕上がりが良くない。カーショップなどで売っているカッティングシートと呼ばれる、それ専門のシールもあったが、たいへん高価であり、またきれいなラインに加工するのが面倒そうであった。いろいろと考えて物色していたら・・これまたちょうどよい、幅約5センチほどビニールテープを近くのディスカウントショップで見つけ、即それを貼ることに決定した。サービスとして(?)タイガースのシールも2枚購入した。続く。

2003/10/28(火)虎キチ仕様

第7戦までもつれた日本シリーズがダイエーホークス優勝で幕を閉じた。阪神タイガースの「にわかファん」の私としては、少々残念な結果ではあるがたいへん楽しませてもらった。ほとんどが留守録ビデオでの応援であったが。。。で、またまた学生時代のおばかな思い出を紹介したい。その年の日本シリーズは西武vs阪神。阪神はバース、掛布、岡田etc.という強力な打線を誇り、(懐かしいなあ)当時最強と言われた西武を圧倒して日本一になった。私は京都で学生生活をしていたが、 京都でもタイガースフィーバーがものすごかったと記憶する。河原町あたりの飲み屋でも「ビール5円セール」なんて無茶苦茶なことが平気で行われていた。その頃私は学生アパートに住んでいたが、そのアパートにT君という、虎キチ(強力な阪神ファン)がいた。阪神の優勝を心から喜び、彼の部屋にはいろいろな阪神グッズがあったように覚えている。そしてその頃、そのT君は白色のトヨタカリーナを所有していた。なんと、おばかな私達は「その白色のトヨタカリーナに黒のラインを入れ、虎キチ仕様にしてしまおう!もちろんT君には内緒で!」という壮大なイタズラを計画した。長くなりそうなので続きます。

2003/10/23(木)TV放映権

野球ファンではないので普段の野球放送は見ない。が、毎年、日本シリーズだけは見ることにしている。必ずどちらかのチームを応援して短期決戦の緊迫した雰囲気を楽しむ。今年はダイエーホークスvs阪神タイガース。大阪生まれの私は、小学生の頃、「南海ホークス」のちびっこファンクラブに入っていたこともあったが、ここはやはり正統的に「阪神タイガース」を応援することにした。仕事の都合上、全ての試合をリアルタイムで見ることは不可能なので、留守録のビデオで録っておいての応援となる。途中で切れることだけは絶対に避けたいので6時間たっぷりビデオを回しておく。昨日もそのように準備をしてから外出した。ここで注意をしなければいけないのは帰宅途中だ。結果などをついうっかり見たり聞いてしまったすると、全てが水の泡になる。MDウオークマンを大きめの音で聞きながら、目は伏し目がちにしておく。最近はJR車内にも電光掲示やTV画面があるので慎重な行動が要求される。さらには帰宅してからTVをつけるときも、これまたついうっかりスポーツニュースなどにチャンネルが合ってしまわないように充分に注意をする。試合が終了していることをそおーーっと確認してからビデオを巻き戻し、「よっしゃー、見るぞー」と見始めたのだが、いつまでたってもニュースやら何やら・・・「もしやビデオの予約間違い?」と確認したが、そうではないようだ。試合はなかった?などと疑いながらwebで確認すると「延長10回サヨナラ勝ち」している。そして結論。第3戦は雨で流れたのではなく延期されたことになり、TV放映権は10chのテレビ朝日が持っているので本日は第4戦の6chではなく、10chでの放送だったようだ。TY番組表雑誌をよくよく見てみると小さい字で書いてある。「プロ野球・日本シリーズの場合あり」もおおーーー。そんな大事なことはもっとでかい字で書いてくれよお。第1戦と第2戦、「サヨナラ負け」と「めちゃめちゃ大負け」はしっかり見せられて、「延長10回サヨナラ勝ち」を見せてもらえないのかよう・・・悲しい。

2003/10/22(水)精神と肉体

16日(木)と19日(日)の2日間。来る11/2のGakkoLiveに向けてのリハーサルを行った。今回はエレキガッコであり、ギター・ベース・ドラムのトリオでの演奏である。思い出してみると、学生時代には「Char」のコピーバンドなんかもやっていて、その時はギタートリオだった。情けないくらいに若かった。その時の記憶がじわじわとフラッシュバックして、精神と肉体のアンバランスに躊躇する。知識も増えたし耳も肥えた。ギターも歌もその昔に比べれば少しはうまくなったと思う。いろんなことが見えてきたようにも思う。でなきゃ困る。ところが、「いい感じの演奏だー」なんて調子に乗っていると、突然、足がつったりする。精神と肉体のアンバランスである。つまりは気持ちに体がついて行ってないというだけのことで、仕方がないのだ。そんな足がつってしまう自分をも楽しんでいるのだと思う。「疲れたー」などと言いながらすんごく満足しているに違いない。ちなみに最近はギター・ベース・ドラムの3人での演奏を「スリーピース」などと言うらしいが、私たちは「トリオ」である。「ガッコバンド」であり、「ギタートリオ」である。なにしろ、めっちゃうまくて、めっちゃかっこいい、「おっさんバンド」を目指しているのだから。11/2(日)のGakkoLiveは、是非!見に来て欲しい。かなり面白いものが見られそうである。ご期待ください。よろしく!

2003/10/17(金)「えっへん!」な日

先日、ギタークラスの生徒が「この曲がやってみたいんですけど…譜面もないんですけど…」とちょっぴり申し訳なさそうに、「でも、ちょっと聞いて下さい」風にCDを差し出した。シェリル・クロウだ。センスがいいではないか。これはよいかも知れない〜どれどれ〜っと聞いてみるとやはりいい感じ。12弦ギターが効果的に使われている。数本のアコースティック・ギターが鳴っているが、どうやら変則チューニングであることが解る。1弦は通常のEからDに下げられている。6弦もDに下げられているか? 「OPEN-Dチューニング」か?などと疑いながら……この日はたいへん調子良く、あっという間に「ダブル・ドロップ-Dチューニング」に決定。シンプルな曲だったので、CDと同時進行のスピードでコピーをし、主要なコードの押さえ方をホワイトボードに書き出して「なんとなくそれなり(それ風)に弾けるよう」に指導する。チューニングを直してあげて、コードをジャリーン〜と弾いたらCDとおんなじ!とたんに生徒の目が輝く。「先生すごーーい。何で解るんですか?」と誉めてもらえるとうれしい。「いや、自分でも何で解るのか解れへんねんけど、人間ってすごいな。コンピューターじゃあ、こうはいかんよなあ」などと、ちょっと照れながら、ちょっぴり「えっへん!」な日であった。

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