11月の日記ぢゃないけど
2003/11/27(木)力士最強説
曙がK-1に参戦するという。そのデビュー戦は大晦日の、対ボブ・サップ戦だということらしいが、いかがなものか?格闘技ファンとしてこのニュースをどう見ればいいのだろう?「地上最強の格闘技は相撲である!」とする意見があり、個人的には賛成したいのだが、これはルールが限りなくストリートファイトに近い場合だと思われる。それについて少し説明したい。ボクシングのヘビー級世界チャンピオンのパンチがどのくらいの衝撃力を持っているかご存じだろうか?なんと!700〜800kgwほどもあるそうだ。700〜800kgwといわれても、どのくらいの力かは想像つかないが、800kgというと軽自動車より重いから「普通の人間がまともに頭にくらったら死んじゃうかも知れない」くらいの想像はつく。で、K-1のキックはどのくらいかといえば、これが1000kgw以上の衝撃力を持つ選手が複数存在するから怖ろしい。1トン!ですよ1トン!で、ここから本題。力士の立ち会いのぶちかまし(頭突き)の衝撃力はどうかというと、これもなんと1000kgw以上の衝撃力を持つのである。大関時代の武蔵丸があるTV番組で実際にやって見せてくれたのを見て「相撲が最強なんだ!」と感じた。でも、K-1にはルールがある。パンチ・キックは許されるが、頭付きは禁止、また、相手を掴んだり、腕をとったりすることも許されない。寝技はもちろん禁止で、サバ折りもダメ。どう考えても不利ではないか。それより、「いっそルールなしにしよう」というのが始まりのバーリ・トゥードに参戦する方がよっぽど面白い。米国のアルティメット大会や日本のPRIDEがこれにあたる。最近でも柔道の吉田秀彦選手がPRIDEのリングで柔道の強さを思い切り見せまくってくれているではないか。曙くらいの体があれば、パンチもキックもそうは効かないだろう。頭さえちゃんとガードしていればいきなりの危険はない。唯一の死角として足があり、ローキックを狙われる危険があるが、突進して1トンの衝撃力でぶちかませばひるまないヤツはいないだろう。コーナーで圧殺するか?サバ折りで極めるか?200kg以上の体重の下敷きにするか??そっちの試合の方が見たいなあ。
2003/11/23(日)リベロ
バレーボールのワールドカップ大会は連日白熱した試合が展開されている。女子バレーも毎日大変楽しませてもらったのだが(ほとんど留守録ビデオであったが)、男子もそれ以上の迫力で楽しんでいる。それにしても、ルールが分かりにくい。「25点先取のラリーポイント制」だということは誰にでも容易に理解できるが、通常(?)の6人に加えて一人だけユニフォームの色が違う「リベロ」という聞き慣れない名前の防御専門の選手が存在し、それもコートの中に居たり居なかったりして・・どういうルールなのかよく分からない。いろんな人に聞いてみたが、正確な解答はなかった。Webで調べてみたところ、リベロは他の選手と自由に交代してコートに出たり入ったりすることができるらしい。ただし、(1)サーブが打てない(2)前衛でのスパイク、ブロック、オーバーハンドでのトス禁止(3)バックアタック禁止など、攻撃はしてはいけない。ということらしい。 「リベロ」という名前も、どうも馴染めないが、なんとまあ、ややこしいルールを作ったものだ。「リベロ」と聞くと、私は「カルロス・リベラ」を思い出してしまう。「あしたのジョー」の後半に登場するボクサーである。試合内容は忘れたが、矢吹丈と引き分けたんじゃなかったっけ?その後、彼は重度のパンチドランカーになってしまったっけ。ジョーの最後の試合となった、対ホセ・メンドーサ戦の試合会場に現れて、リングサイドで野次ったりしてたっけ?重度のパンチドランカーなのにそんなこと出来たのかなあ?そうそう、カルロス・リベラはホセ・メンドーサに敗れてパンチドランカーになったんだった??もう、忘れてしまっている。こんな大事なことはもう一度読んで確認しておかないといけないなあ。
2003/11/15(土)Suica
先日、意を決して(?)Suica-イオ・カードを買った。JRの自動改札に軽く触れるだけで通ることが出来るという「あれ」である。感想=めちゃめちゃ便利!。もっと早く買えばよかった。それまではプリペイド式のイオ・カードを利用していたのだが、切符を買わなければいけない状態からの進歩(?)だったので、大変便利でそれで十分だと思っていた。ところが、急いでいるときに限って残金(?)が足りなかったり、少額残ったカードが数枚たまったり、ポケットの中で折れてエラーになったり・・・またまた変なところで「きっちりしい」(関西弁、『し』にアクセントがある)の私は使い終わったカードは捨てずにボランティアの回収箱のあるところまでわざわざ持って行ったり、と、それなりに世話の焼ける便利グッズであった。以前からSuica-イオ・カードのことは気になってはいたのだが、定期券のSuica以外はメリットを感じなかったり、デポジットの500円も、何だかたいへんもったいないような錯覚もしていた。で、先日「気に入らなければやめればいいんだ」と言い聞かせるようにSuica-イオ・カード購入。すると私の悩みが全て払拭されてしまったではないか。めちゃめちゃ便利だぜー。もう、ボランティアの回収箱にいかなくていいぞ。改札のセンサー部分を「パッコン」と叩いて通るオヤジの気持ちもわかるぜい。みんな叩け!叩け!「パッコーン!」
2003/11/11(火)虎キチ仕様5
見事な「虎キチ仕様」になったトヨタカリーナに乗ったT君は、たちまちスターになった。どこに出かけても誰かが手を振ったり声をかけたりしてくる。ある時も見知らぬ人から握手を求められ「来年も頑張って行きましょう」などと熱く語りかけられていた。この時もT君は「おうおうおう」と言葉にならない返事をしていたように記憶する。学校でも有名人になった。食堂などでは「あのひと、あのひと」などと指をさされたりした。 そんなこんなもT君はよほどうれしかったのか、車に貼られた黒いテープをはがすどころか、自分で補修したりもしていた。その年の暮れにも、その「虎キチ仕様」のトヨタカリーナで故郷の実家に帰ったようであったが、親はどう思ったのだろう?まさか父親も阪神ファンで「さすが我が息子だ!」なんて喜んだのだろうか?・・・そして、まわりも本人も「虎キチ仕様」に飽きた頃、黒いテープがはがされると・・・予想された以上に車のボディは変色してまんだら!所々にビニールテープの粘着物が残っていたり、逆に(ビニールテープをはがすときに?)ボディの塗装をはがしてしまっていたり、 ワックスかけたくらいじゃどうにもならない、見事なポンコツ車になってしまった。今考えると、やっぱり悪い事したのかなあ??完
2003/11/06(木)虎キチ仕様4
黒いテープが何本も貼られ、見事な「虎キチ仕様」になったT君のカリーナにみんなで乗り込み「虎キチ初ドライブ」を兼ねて、ちょっと遠めの銀閣寺近くの定食屋まで、晩メシを食いに行くことになった。当たり前のように想像されたことであったが、この車はその想像以上に目立ったようであった。白河通りを南下し始めた頃からそのことを実感する。対向車はライトをパチパチさせてパッシングをし、並んだ車はクラクションを鳴らしながら手を振る。信号で止まると「おめでとう!」などと声がかかる。こちらも手を振って答えながら車内は大興奮で、あっという間に目的の定食屋に到着した。晩メシを食いながらも、みんなの興奮は醒めやらず「メシの後に四条河原町にパレードに行こう」と満場一致で決定した。食後に四条河原町に繰り出すと、やはり若者が多いのか、まわりの車の反応にも拍車がかかり、さらには通行人までが声をかけてくれる。「おめでとう!」という声に私たちは「ありがとう!」と応え、まるで自分が優勝したかのようになった。「阪神ファンですか?」などという、どう答えていいか分からない声もかかったりしたが、それがかわいい女の子であったりしたもんだから、T君の反応も変わってくる。普段はどちらかというと無口で、この日もそれまではへらへら笑っている程度のT君であったが、この時ばかりは「おうおうおう!」と言葉にならない歓喜の声を上げた。まだ続くのかしら?
2003/11/04(火)エレキガッコ
一昨日、日曜日はGakkoLiveであった。フォーバレーで演奏をするのも久しぶりであったし、ましてやエレキギターでGakkoLiveをするのは10年ぶりであった(らしい)。ドカンとでかい音が出たとたん、私たちはリハーサルからはしゃぎまくってしまった。懐かしさもあり、とても新鮮な感触もある。控え室に入ったガンタ(ドラム)の叫びがおもしろかった。「わあ、なっつかしーなー。変わってねーよー。俺達ここでな、デップなんか髪の毛に付けてたんだよなあー」端的に10年の年月を語るにふさわしい叫びであった。エレキギター・エレキベース・ドラムのトリオでの演奏は曲の雰囲気もGakkoのイメージも根こそぎ変えてくれる。変な言い方かも知れないが、「自分にもけっこう男っぽい部分もあるんだなあ」などとも思った。ワンマンの2時間のライブの時もあっという間に感じるが、この日の6曲-35分はホントにあっという間。まだまだ演り足りない、そして聞き足りない感はあったが、それなりに楽しんでもらえたようだ。自ずと呑みも盛り上がる。楽しかったー。見に来てくださった皆さん。ありがとうございました。そして遅くまで呑んでくださった方々。ありがとうございました。頑張って参りますので、これからもよろしくお願いします。次は来年3/12かな?ちょっと間が空きすぎるなあ・・・(「虎キチ仕様」の続きはまた次回)
2003/11/01(土)虎キチ仕様3
「T君の白いトヨタカリーナに黒のラインを入れ、虎キチ仕様にしてしまおう!もちろんT君には内緒で!」という壮大なイタズラ計画は、計画通り完璧な形で遂行された。T君がお気に入りのTVを見ている間に、白いトヨタカリーナには黒いテープが車の進行方向に、ボンネット、天井、側面にもまっすぐに数本貼られた。こういう無駄なことに使う集中力はとてつもなく、見事なまでに短時間で完璧な作業は終了した。日本シリーズ終了後の秋だというのに、すごく汗をかいた記憶がある。仕上げには左右のドアにサービス(?)のタイガースの虎のシールが貼られ、「大改造ビフォーアフター」の「匠の技」として紹介したいくらいの虎キチ仕様の車が出来上がった。その日T君は夕方まで部屋を出ることがなく、サプライズの時間は「みんなで晩メシを食いに行こう」とわざとらしく(?)T君を誘った瞬間に訪れた。何も知らずに部屋を出て、自分の車を見た瞬間!T君は「何すんねーん?!」とは叫んだが、何だかあんまり怒ってはいない様子。いや、喜んでいるかにも見えた。その頃私たちは、京都市左京区、京都の街の北の方に住んでいたが、「虎キチ初ドライブ」を兼ねて、ちょっと遠めの銀閣寺近くの定食屋まで、晩メシを食いに行くことにした。これがまた功を奏することになる。続きます。
いよいよ明日はエレキガッコ!四谷フォーバレー、夕方6時から。待ってるよ。来てね!