6月の日記ぢゃないけど
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2005/06/30(木)マニアック大好き症候群
前回の日記ぢゃでは、電気の専門家でもない私が生意気にも感電のしくみなどを説明してしまった。「よく分かった。さすがは雑学王!」というお褒めの言葉と「何を言ってるのかよく解らない」という反応が半分半分といったところか?あまり専門的な話題はなるべく避けたいとは思うのだが、「オードリーちゃんの大改造計画について、どんなことをするのか写真付きで公開して欲しい」などという「マニアック大好き症候群」の方の御意見もいただいてしまった。同症候群重症患者の私としては、たいへんうれしい御意見!に応えて「思いきり公開したいわ」半分、「いや、そんなモノ紹介したところで、誰も喜びはしないわよ」半分で気持ちは揺れ動いている。ここ数日も「オードリーちゃんの大改造計画」は実験が繰り返されている。そこでその実験が、どのくらいマニアックかという1枚の写真を公開し、「はあ?」と、あきれていただきたいと思う。ひょっとしてガッコのイメージを覆すほどマニアックなんじゃないか?と思う。その1枚の写真はこちら。みんなの反応が楽しみだ。
2005/06/24(金)実はボルトぢゃないんだけど
前回の日記ぢゃで6000ボルトの電線にとまっている小鳥が感電しない理由を説明したが、実は電圧(ボルト)が問題なのではない。例えば「人は何ボルトで死ぬのか?」という質問には答えがない。例えば静電気。冬の乾燥した時期などは、ドアノブでパッチン、車でパッチンしたりするが、あれなどは数万ボルトにもなると言われている。静電気で人は死なないのは、電流(アンペア)がめちゃめちゃ小さいからだ。また「感電死」ということに話をしぼると、人体が電気に触れた場所が乾いているか湿っているかによって人体の抵抗値が大きく違い、危険度が異なる。さらに電気が流れた時間によっても左右されるらしいが、 これ以上の説明は専門家でない私には荷が重い。話を戻すと、四谷天窓のステージ上で私は足に電極を取り付け、それをP.A.機材のアースにつないだ。そしてそれを0ボルトだと宣言した。が、それはひょっとすると小鳥がとまったところの6000ボルトである可能性も0パーセントではないのだ。知らずに0ボルトである「ぢめん」に触れるとどうなるのか?そして湿度の高かったあの日、汗をかいて湿った皮膚に電極をつけているのである。次の日新聞に載らなくてよかった。実際に一度、いい感じ?の衝撃を受けた。ハーモニカホルダー(金属製)を外して床に置こうとした時だった。(もしかしたらマイクスタンドに触れたかも知れない) 右手から肘くらいまで、そして電極をつけた左足にも「ばっつん!」と電気が流れて痛みが走った。怖かったよう。もうそんな怖い思いをしないでいいように、オードリーちゃん大改造計画が始まろうとしている。
2005/06/23(木)私がアースになる2 電線の小鳥
前回からの続きであるが、先ずはこの話題を。「電線にとまっている小鳥はなぜ感電しないのか?」である。市街地の電柱上の電線には6000ボルトの電圧がかかっているらしいが、そこに止まっている鳥は感電したりしない。それは電線にゴムなどの絶縁皮膜がかけてあるからではない。電気は相対的な差がないと流れないのである。小鳥は一本の電線の上に両足を揃えてとまっていて鳥の両足の間隔は充分に狭く、両足間の電圧は事実上0ボルトで差がなく、小鳥の体内には電流が流れないので感電しないのである。それが人間であっても一本の電線に立つ、あるいはぶら下がることができたら、同じように感電はしない。しかし同時に二本の電線に触れたり、その時足が地上(電柱でも同じ)についていたりすると電位差が生まれ、体の中を電気が通って感電する。つまりは6000ボルトなどというのも、「ぢめん」を仮に0ボルトと考えたときに6000ボルトであり 絶対的なモノではないのである。「ぢめん」=「アース」なのであるが、ぢめんに電極をつけてそれを0ボルトと仮定しても電線が長ければ電位差が生じることもある。「私がアースになる」と言ったのはP.A.とオードリーちゃんの電位差を無くし、「0ボルト宣言」をしたからなのだが・・・危ないんだな、これが。つづく
2005/06/22(水)私がアースになる
先日のGakkoLiveに来て下さった皆さん、遅ればせながら、ありがとうございました。少し遅れた報告になるが、質問を受けたので「その時何が起こっていたのか?」を説明する。本番当日のリハーサルの時点でエレガット(ギター)のオードリーちゃんからノイズが出ていることが分かった。ごく小さなノイズであったが、さすがはプロのオペレーターである熊谷氏は聞き逃さなかった。指摘されるとやはり気になる。「ウー」という低音のノイズでオードリーちゃんのアースが0ボルトになっていない、つまりはアースが浮いてしまっている状態であろうと考えられた。ケーブルを替えたり、いろいろ試したのだが、「最終的に私がアースになる」ことでノイズを止めることにした。私の足に電極を取り付け、それをP.A.機材のアースにつなぐ。私の手がオードリーちゃんの弦に触っている限り、私の体を介して機材の0ボルトとオードリーちゃんの0ボルトが同じになり「ウー」という低音のノイズを止めることが出来るのである。それしか方法がなかったのでやってしまったが、実はこれ、大変危険なことなのである。続きます。
2005/06/16(木)録画予約2
昨日の話の続き。その日はK-1 ジャパンGPがあり、夜7時からTV放送されることになっていた。いつものようにWebを使って録画予約し、間違いのないように何度も確認してから仕事に出かけた。ここ数日の不安定な天候に体がついていかず、少々風邪気味疲れ気味であったが「頑張って仕事をしよう。帰ったらビール飲みながらK-1が見れるからね」と自分に言い聞かせて頑張った。すっごい楽しみにしながら帰宅。ところが!である。家に着いてTVを見ると、なんと「K-1ジャパンGP延長の為、20分遅れて放送・・」などというテロップが流れているではないか。どういうこっちゃ。留守録された番組を見たら案の定、決勝戦(ボブ・サップvs富平)の直前!で終わっていた。ほんまにどういうこっちゃ。録画放送なのになんで延長をするのだ?無駄な選手紹介やエピソードをカットすれば充分時間内に放送できるはずだ。それに私はWebを使って録画予約したのだ。そしてADSLで常時接続。ということはうちのDVD-HD-Recorderも常にWebにつながっているのだから、放送を延長したことを「ピピピッ!20分延長ですよ」とWebで知らせて来い。そしてRecorderも「ピピピッ」と録画の延長をしろよ。そのぐらいのこと出来ないなんて、まだまだ未来は来ていないぞ。ふんとに、もう。
2005/06/15(水)録画予約
DVD-HD-Recorderを購入してからTV番組の留守録をWebを使って録画予約するようになった。PCによるインターネット経由で、あるページにアクセスすると画面にTV番組表が現れ、その画面をクリックするだけでほとんど自動的にDVD-HD-Recorderにお目当ての番組が録画予約される。録画後にも番組名や説明文まで表示され、大変便利に利用していた。ここでも「未来は確実に来ておる。」と感じていた。閑話休題、昨日はK-1 ジャパンGPがあり、夜7時からTV放送されることになっていた。実際にK-1GPなどのワンデイトーナメント(1日に数試合をこなしてその日に優勝者を決める)を見に行ったことのある人はご存知であろうが、先に試合をした選手とあとで試合をした選手での次の試合で不公平のないように各試合間の時間を充分にとるようにルールで決められており、その時間を使ったトーナメント以外の試合も組まれていて、思った以上に時間がかかる。なのでそういったTV放送は録画放送である。(スカパーのPRIDEの放送は例外、長い時は7時間以上生放送している。)昨日もいつものようにWebを使って録画予約し、間違いのないように何度も確認してから仕事に出かけた。長くなりそうなので続きます。
2005/06/07(火)わらび医院
「やぶ」という字は「藪」と書く。 ちょっと似てはいるが「蕨」は「わらび」である。家の近所に「蕨(わらび)医院」という町医者があり、看板も「蕨(わらび)医院」とカッコしてルビが振られていた。そりゃそうだ。「蕨医院」という看板は「藪(やぶ)医者」と無理矢理読み間違えるいたずら者の格好の標的になる。気持ちが痛いほど分かって面白かった。最近久しぶりにその医院の前を通りがかったのだが、なんと!看板が「わらび医院」と、平仮名に変化しているではないか。うーん、なんだかなあ。想像であるが、ひょっとしてルビを無視して「やぶ医院」と読んだ人間がいたのだろうか?けだし、「藪(やぶ)」さんという名字を生まれ持ちながら医師を目指そうとする人もいるに違いないと思われるが、その人は人生でいったい何度「藪(やぶ)医者」とからかわれることだろう?病院に勤めたとしたら胸の名札に「藪(やぶ)」と書いているのだぞ!それはかなりのストレスを担っていく人生だと思われる。よく分からないが、そういう人は頑張って個人で病院を開業し、「YBクリニック」などというよく分からない名前にして、自分の名札には「院長」とだけ書きたいだろうなあ。なんて想像した。どうでもいいことなんだけど。
2005/06/02(木)カツラー?
かなり前のことであるが、図書館で「カツラーの秘密」などという本を偶然!見つけた。「え、えー!アムラーならまだしも(古いか)、カツラーって?」と条件反射のようにものすごいスピードで手にとって開いてみたのは言うまでもない。内容は、頭にかぶるカツラに関する体験レポートというか、カツラのウソと真実の暴露本といった感じのエッセイか?何れにしろ文章がたいへん面白かった覚えがある。そして、今回!またまた偶然!図書館で見つけてしまった。「カツラー探偵が行く」である。またまた条件反射で開いてみると、多くのカツラ(メーカーを含む)が調査され、レポートされている。同じ著者でどうやら「カツラーの秘密」の続編のようである。ホントに偶然であるが見つけてしまったから仕方がない。借りて読んでみたのだが、何度も何度もカツラカツラと自分のことを呼び捨てにされているようで疲れる。そして何より思うこと。髪の毛は大切にしよう。M山千春さんもおっしゃっていた「パーマがいけなかったよな!」と。これからは染めたりするのも控えめにしよう。私の場合「えっ?かつら先生ってカツラ?」なんて言われたら、面白すぎるじゃない。