7月の日記ぢゃないけど
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2011/07/25(月)ケンとマリー

とある化粧品店の店頭、特徴のある大きな看板を見てこんな物語を妄想していた。マリーは病弱で病いの床に伏している。ケンは甲斐甲斐しく看病をしているが病状は思わしくないようだ。マリーの顔は青白く、頬はこけ、すっかりやせ細ってしまっている。ケンはマリーのために今日もお粥を作ってベッドに運んで来た。「マリー、食欲がないかも知れへんけど、頑張って食べへんと治るもんも治らへんで。」ケンは関西人のようだ。「僕今からバイト行ってくるけど、頑張ってちゃんと食べるんやで。ええな。ほな行ってきます」それから数時間後、アルバイトから心配しながら急いで帰って来たケンは、マリーの枕元のお粥を見てがっかり。全く手をつけていないのだ。お粥は完全に冷たくなってしまっている。「ちょっとでもええから、マリー、食わんとあかん。マリー、食わんと」Mary Quantの看板を見てこんな物語を妄想した。私の頭の中には変な虫がわいているのかも知れぬ。マリー、食わんと。

2011/07/21(木)感動をありがとう

サッカー女子W杯決勝戦はすごい試合だった。延長戦後半終了間際の主将・沢穂希選手の同点ゴールには神が宿ったかのように思えた。そして、まさかのPK戦で日本の優勝が決まるとは誰が予想できたであろう!すばらしかった。めちゃめちゃ感動した。その「なでしこジャパン」のメンバーが凱旋帰国し、先日総理官邸を表敬訪問した。総理は「今から間に合うかどうか分からないが、(沢選手のリーダーシップを)学ばせてもらいたい」などと言ってヘラヘラしている。なんだかなあ。その後、気を良くした彼は国会で、なでしこジャパン優勝を引き合いに「私もやるべきことがある限りは、諦めないで頑張らなければならない」などと言ったが、自民党の小池百合子氏に「あなたにはもうレッドカードが出されている」と一喝された。また、なでしこは石原都知事も表敬訪問したのだが、知事は「なんで銀座でパレードをやらんのかね!国もバカばっかりだな。本当は成田着いて、そのままパレードをやっておかないといけないんだ。」と、まくしたてた。なでしこ目が点になってて、なんだかなあ。またその様子を放映したニュース番組の司会の古館伊知郎氏は「銀座でパレードするんだったら被災地で」と、発言した。うーん、これもちょっとねえ。やっぱり王者はすごいのだ。日本全体を勇気づけ、感動させた王者の前では誰が何言ってもダメなんだな。「おめでとう」とか「感動をありがとう」ぐらいしか通用しないのだ。

2011/07/15(金)何で節電?

何で節電しなきゃいけないのだろう?それも15パーセントも。さらには節電しないと厳罰に処すると政府が発表したが、一般庶民も一般企業も何も悪いことしてないどころか、電力をまじめに消費する常連の上客なのに話が何かおかしくないか?さらにさらに、3月の震災で停止した福島原発の発電量と、その後停止させた浜岡原発の発電量を足しても東電全体の発電量から見るとたった3パーセント程度だというのだ。3パーセント失っただけなのに何で15パーセントも節電しなきゃいけないのだろう?なんかちょっと内緒にしてることがありそうだ。さらにさらにさらに、思い返すと3月には計画停電が行われ、多くの人たちが大きな迷惑をかけられた。あのとき信号まで止めなくちゃいけなかったのに、今は何で大丈夫なんだろう?いろんなところでエアコンバンバン使っているというのに計画停電の話は全くない。なんか騙されてる気がしないか。橋下大阪府知事が「節電しない宣言」をしたときは「この人は、また何を言い出してるんだろう?目立ちたがりだなあ」などと思ったが、氏の言っていることは案外正論かも知れない。橋下さん、誤解してました。ごめんなさい。

2011/07/08(金)足が肥える

続きの話。靴下屋の靴下のタグにはこのような注意書きがある。「●洗濯機をご使用の場合には裏返しにして洗濯ネットの使用をおすすめします。●乾燥機の使用は避けて下さい。●濃色の製品は多少色落ち移染する場合がありますので洗濯は単独でおこなって下さい。●ゴム口を上にして日陰干しして下さい。」なんとめんどくさいことをいうのだ。今まで靴下をそんな特別扱いにしたことは一切ない。誰もがそうであろう。値段といい何といい、値打ちこきやがって、めちゃめちゃ生意気やぞ。で、履いて出かけてみると、靴がちょっとぶかぶかするような印象。いつも履いている靴下より少し薄いのだろうか?それとも新品の靴下だからつるつるしているのだろうか?靴の中で足がすべる。ところがである。一切全く靴下は、ずれない。特にスニーカー丈ベリーショートの靴下は、ずれやすい脱げやすい傾向にあるのが常であるが、全くその傾向がない。さらにうれしいのは足の甲の部分が回らないことだ。たいていは少し回って縫い目が指先に引っかかったりするが、この製品は全く回らない。これはすばらしい。感動して後日、追加で3足購入。古い靴下を大量に断捨離した。美味いものを食って口が肥えるというのは聞くが、足も肥えるんだな。

2011/07/07(木)靴下屋続き

話があっちゃこっちゃして申し訳ない。リクエストがあったので靴下屋の続きを先に書くことにした。近くのショッピングビルに入っている「靴下屋」の店舗に行ってみた。そこは6帖から8帖程のこじんまりしたテナント。店に入るとすぐに「カンブリア宮殿で紹介されました」というポップが目に飛び込んでくる。やはりTVの影響は大きいんだな!って私自身がそうだ。商品の8割くらいは女性用のもので、特に男性用の品揃えは多くない。それよりも気に入らなかったのは、そのショッピングビルがバーゲンセール期間中だというのに、その「靴下屋」は全く割引をしていなかったことだ。かなり生意気やぞ。値段も安いもので600円くらい、高いものだと1500〜1800円!!安い靴下なら10足くらい買えてしまいそうな勢いの値札も目につく。なんか生意気やなあ。だがよく見ると、丈の短いものは長いものより安く、ランナー用などの特別に機能を追加したものは少し高額になる、といった誠実な価格設定であることが分かり、ちょっと好感触。先ずは試しに!と、ショートの800円のものを1足とスニーカー丈ベリーショート600円を1足購入。また続いてしまいました。

2011/07/02(土)エネルギーの枯渇

「靴下屋」の続きは後回しにして、皆さんに伝えておきたいことがある。私たちはこう教えられて来た。石油や石炭といった化石燃料は、もうそろそろなくなってしまう。だから近い将来、その代替えエネルギーが必要となる。少し危険かもしれないが、これからは原子力での発電が必要だ!と。ところが!である。武田邦彦氏(ほんまでっかTVに出演している優しそうな眼鏡の先生だと言えばご存知の方も多いのでは)によると「石油や石炭はあと8000年ぐらいあると見積もられ、どんなに短くみても1000年はあるでしょう」とのこと。氏は「エネルギーが枯渇する、というのは単に石油や石炭の価格を高く保つための商業的なことだ」と主張する。子供の頃から「石油はいつか枯渇する」と刷り込まれてきた私には、にわかには信じられない説である。が、1970年頃から「エネルギーの枯渇」が叫ばれ、その頃「石油はあと40年でなくなる」と言われていた。それから40年経過した現在は「石油はあと43年でなくなる」と言われているらしい。減るどころか3年も増えとるやないか!って誰につっこんだらええねん?この話、続くかも知れません。

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