Modified: Thursday, November 27, 2003

2003年8月の日記ぢゃないけど

2003/08/30(土)怖ろしい光景〜続編

先週水曜の「怖ろしい光景」もかなりの反響があった。「気持ちが悪くなって寝てしまった」などというものもあったが、電車の中での怖ろしい光景には、誰もが多かれ少なかれ遭遇しているようで、その悲劇スクープが多いようであった。本日の「日記ぢゃないけど」は友人(女性)からの報告である。転載を許されたので掲載することにした。これも、心臓の弱い方、気分のすぐれない方、食事中の方は読むのを止めていただきたい。それではここからが友人からのメール転載〜〜〜そのおそろしい光景は私も見たことがあります。ただし、私が見たのは女性でした。しかもキャリアウーマンですって感じの、スーツ着たおばちゃん姉ちゃん(微妙なお年頃)。やはり一心不乱に何か読んでいました。マンガではなかった、キャリアウーマンだから。赤い爪の指でほじられる彼女の鼻には、しかし東京のその男性ほどの量は入っていなかったらしく、目撃したその行為は2回だけでした。ってか、それ以上見ていられなかったのですが、吐きそうで。1回目見た時「あっ、食った!???」と、びっくりしてる間に2回目を見てしまい、激しい吐き気に襲われたのでした。…日本中に少なくとも2人は「ほじって、食う」大人がいるということですね。怖いことです。ちなみに彼女は、「ほじって、食う」の間に「まるめて」という行為が挟まってました。「ほじって、まるめて、ぱくっ」…(+_+) 〜〜〜転載ここまで〜〜〜あまりに衝撃的なので紹介した。が、これ以上怖ろしい光景を送ってきたりしないでね。

2003/08/27(水)お調子者かつアミーゴ3

前回からのまたまた続き。「探偵ナイトスクープ」というTV番組の「大阪人はテキトーに話を合わせるというのは本当か?」という調査(?)。フグ屋のにいちゃんは見事なまでに話を合わせてくれ、調査結果としては完璧すぎる面白さだとおもっていたら、中年の男性が突然現れ、インタビューに割って入ってきた。「何言うてんねん。こいつ阪神ファンちゃうでー。ガッチガッチの巨人ファンやでー。黙って聞いとったら、こいつ、ええかげんなこと言うとるでー。」どうも近所のおっちゃんらしい。フグ屋のにいちゃんは逃げるように離れたところから「ごめんー。ついノッてしもてん。ごめんなー。巨人ファンて言われへんようなってしもてん。」とお茶目なお調子者である。長原成樹探偵、次はこの近所のおっちゃんにインタビューすることになった。探偵(以下・探)「ほんで、お父さんは阪神ファンですか?」近所のおっちゃん(以下・お)「当たり前やがなあ」(探)「アンチ巨人?」(お)「巨人大ッキライや!」(探)「今年は阪神いけるんちゃいます?」(お)「優勝するかもしれんなあ」(探)「今年の阪神はどこが良かったンと思います?」(お)「どこが良かったンかなあ」(探)「阪神のどの選手が良かったんやと思います?」(お)「ええーーっと。アリアスかなあ・・」だんだんたどたどしくなってきたところに、いつの間にか、さっきのフグ屋のにいちゃん再登場「このおっさん、野球なんか見とらへんで。野球のことなんか何も知らんでー」(探)「ホンマですか?」(お)「ごめんー。ついノッてしもてん。」(探)「そんでアリアスぐらいしか浮かべへんかったんや」(お)「そやねん。野球見いひんから知らんねん。」やれやれ、お調子者かつアミーゴもたいへんなんだな。誇りに思うぞ。

2003/08/25(月)お調子者かつアミーゴ2

前回からの続きである。6月頃に放送された「探偵ナイトスクープ」というTV番組で「大阪人はテキトーに話を合わせる」というのは本当か?という調査(?)をするものがあった。記憶がかなり曖昧であるが、相当面白かったので紹介したい。その調査を依頼された探偵は関西では有名なタレントの長原成樹。大阪の黒門市場(東京でいうと築地みたいなところ)のフグ専門とおぼしき魚屋さんの店先で、店員らしきにいちゃんにインタビューをしている。探偵(以下・探)「景気はどうですか?」フグ屋のにいちゃん(以下・に)「ぼちぼちやね」(探)「やっぱフグは旨いね」(に)「うまいねー」(探)「やっぱフグはてっちりやね」(に)「てっちりやねー」(探)「でもフグは高いね」(に)「ちょっと高いね」(探)「でもフグは旨いね」(に)「うまいねー」(探)「でもポン酢の味だけでしょ?」(に)「そや、ポン酢の味だけや」と、見事なまでに話を合わせてくれる。それだけでも充分面白かったのだが、その後話は野球に移っていく。(探)「今年の阪神はすごいね」(に)「すごいねー」(探)「やっぱり阪神ファン?」(に)「阪神ファン!」(探)「今年は阪神優勝やで」(に)「優勝や優勝や」(探)「でも最初だけちゃうか」(に)「最初だけやなあ」(探)「でも優勝するかも知れんで」(に)「優勝するかも知れん」・・等々本当に素晴らしいお答え。「大阪人はテキトーに話を合わせるというのは本当か?」という調査結果としては完璧すぎる面白さだったのだが・・・さすがは大阪。それだけでは終わらないのです。続く。

2003/08/22(金)お調子者かつアミーゴ

先週末、大阪に行く用事があった。想像通り、どこもかしこもタイガースフィーバーでおもしろい。新大阪駅のキオスクにも「タイガースコーナー」があったりする。TV番組も東京とはまるで違う。各局、時間をずらして、もうすでに「祝!タイガース!」というような特集をやっている。番組中には「ビールかけが出来る店」なんていうコーナーがあったりして、さすがは大阪だと唸ってしまった。が、生粋のちゃきちゃき(?)の大阪生まれの私は知っているのだ。みんな話を合わせているだけだと。大阪人はめっちゃお調子者かつアミーゴ(?)な人種なので、面白い話であれば何でも乗ってしまうのである。「阪神優勝」と騒いでいる人たちの約半分は他球団のファンか、普段野球なんて見ない「にわかファン」に違いない。今は「阪神優勝や!優勝や!」と言って騒ぐのが面白いと思っているだけなのだ。(と思う。)道頓堀に飛び込む若者達の約半数は他球団のファンか、にわかファンに違いない。大阪人は面白ければ何だってするのだ。面白ければどんな嘘だってつくのだ。誇りに思うぞ。

2003/08/20(水)怖ろしい光景

怖ろしい光景に出くわしてしまった。あまりに怖ろしいので、この「日記ぢゃないけど」で公開しても良いか少し悩んだが、心の中にしまっておくのはもっと怖ろしいので、思い切って書いてみることにする。あまりに怖ろしく、且つおぞましい光景の描写があるので、心臓の弱い方、気分のすぐれない方、食事中の方は読むのを止めていただきたい。妊娠中の方も、胎教のことなど考慮して止めた方がいいかも。それではここから本文。先日JR車中でのこと。そんなに混んでいない車両のドア近くに、ひとりの会社員らしき男性が立っていた。マンガを一生懸命に読んでいる。それだけなら日本では普通の光景である。が、しかし!右手にマンガを持って「懸命」に読みながら、左手人差し指で!こちらも「懸命」に鼻くそをほじり、それをこれまた「懸命」に口に運んで「食べて!」いるのである。一瞬目を疑ったが、彼は確かに「食べて」いる。それも一生懸命に何度も何度も。あまりに怖ろしい光景を正視することが出来ず、急いでカバンから本を取りだして「読むふり」をしながら視界をさえぎり、それ以上は見ないように努力した。もう、終わっただろう頃を見計らって「ちらっ」と見ても、まだまだ「ほじって!食べて!」いる。彼の鼻はどれほどの鼻くそを有しているのだろう。本当に怖ろしい光景である。すごく気分が悪くなって、それ以上は見ることが出来なかった。程なく電車は私の降りる駅に到着し、私は降車する事になった。その時、私は好奇心に耐えきれなくなって図らずも少し見てしまったのだが・・・何と彼、今度はマンガを左手に換え、右手で右鼻の穴を「ほじって!食べて!」いたのである。ああ、私は何という物を見てしまったのか。書いていてもまた気分が悪くなってきた。

2003/08/12(火)うまいですねえ

先週、「新しいウクレレ欲しい熱」の真っ最中だった私が、Webで気になるウクレレを見つけ、早速そのお店に直接弾かせてもらいに行った時のこと。私の予感はピタリと的中し、そのウクレレはかなりご機嫌な物で、気持ちよくなって夢中で弾いてしまっていた。すると店の女性(のちに社長だとわかる)が「うまいですねえ」としきりに誉めてくれた。悪い気はしないが、客に対する社交辞令だと思っていたら、そうでもない様子で、「ウクレレはもう何本もお持ちなんですか?音がすごくいいですよ。艶っぽいと言うか、いい音出しますね。うまいですねえ。」と、ますます誉めてくれるので「ああ、どうも、いえいえ」と少々照れていたら、「うちでウクレレコンテストっていうのやってるんですけど、出てみませんか?今年はもう締め切っちゃったんですけど、出てみるといいと思うなあ。」って、あれれ?それってどういうこと?私は、「ウクレレ弾き語り」とはいえ、ウクレレを教えていることには間違いないレッスンプロで、レッスンプロとはいえ、一応プロなわけで・・・「ウクレレはもう何本もお持ちなんですか?」の答えが「いえ、1本だけ」がいけなかったのか?短パンはいてたのが良くなかったのか?いや、どれも理由にはならない。なんだかちょっぴり「トホホ」で複雑な気分。

本文とは関係なく「はなわ君とツーショット!」

2003/08/08(金)はなわ君

今週火曜日、皆さんもご存じの「SAGA」のヒットで有名になった「はなわ」氏のレコーディングに参加した。「ハーモニカを吹いて欲しい」ということだけは聞いていたが、内容は知らされておらず、何かの企画物かプリプロ(レコーディング前のデモテープ等の製作)かな?ぐらいの気持ちで行ってみると、本チャンのレコーディングでびっくり!バンドさんも、はなわ氏本人も来ていて、それも「バンド一発録り」という熱の入れよう。当然時間がかかるわけで、夜10時頃に都内某所スタジオに入ったものの、待たされること数時間、私の出番は深夜1時を大きく過ぎていた。はなわ氏は、私が到着するなり紹介もされてないのに「今日はよろしくお願いします。」と深々と頭を下げたり、何度も「待たせちゃってすみません。」と気を使ったり、腰が低く、すごくいいヤツ(っていうか、すごくいい子)という印象であった。スタッフからも「はなわくーん」と呼ばれていて、心の中で「ちびまるこちゃんかよ」とつっこみながら、とてもフレンドリーな雰囲気であった。私の録りが終わったのは深夜4時近かったと記憶する。今回のレコーディングは10月発売のアルバムに収録されるとのことで、曲名は「はなわのさわやかな青春」。ラフミックスのMDをもらったので、はなわ氏本人に曲名とサインをお願いすると、すぐに快諾。こんなイラストまで書いてくれた。ちなみに、この日のはなわ氏の「とさか」は寝てましたが。

2003/08/04(月)しょぼん

昨日、ある楽器屋でウクレレを物色した。私は今は、日本で最も一般的なソプラノタイプのウクレレを弾いている。これまではウクレレの神様、ハーブ・オオタ氏に憧れて、なるべくオオタさんに近いように「ソプラノにLow-G弦を張る」というスタイルで弾いていたのだが、先日、ジェイク・シマブクロ氏のライブを見てからコンサートウクレレやテナーウクレレといった一回り大きなタイプも欲しくなった。いろいろと弾かせてもらったが、これが結構高い。店のおじさんによると、「安いのは売れないから置いていない」と言う。ウクレレの初心者がテナーウクレレを弾くことはないだろうが、最低で10万円。「ちょっといい感じ」の物は20万以上もする。とてもそんな値段では手が出ない。その商品はこの楽器店オリジナルの日本製で、おじさんは「カマカ(ハワイの超有名ウクレレメーカー)でこんなの作らせたら50万以上するよ」と自慢げに話してたけど、なんかちっと高すぎる気がする。いわゆる「ぼったくり」じゃないかなあ?とは思いながら、「しょぼん」と帰路につきましたとさ。

2003/08/01(金)一本取ったりー!

前回から引き続き・・今度は電話においても米屋の先制攻撃に受けながら、指定された時間に私は米屋に向かった。訪れると、すでに米は包装され、領収書まで用意してある。今回、違う種類の米も試してみたくなり、そのことはすでに電話で伝えてあった。領収書には「煌きらめき5分搗き3kg」と書かれている。「何だ、今回はちゃんと5分搗きって書いてあるやん」と思いながら、「前いただいた『ひとめぼれ』と、この『きらめき』ではどういう特徴の違いがありますか?」聞いてみた。すると、店主は「これはコシヒカリ。きらめきっていうのは商品名!」と言いながら紙製パッケージの「煌」の文字を撫でるように触った。おおーーと、ちょっと油断するだけで、またまた激しいジャブが飛んでくる。気を取り直して、米の特徴を質問したのだが、「5分搗きだったら、わかんないですよ。コシヒカリの方が歯ごたえがあるっていうか、もちもちした感じだけど、5分搗きだったら、ほとんどわからないですよ。」と、まるで何でもいいかのような気のない答え。ここはしっかりと反撃しておかねばなるまい。「あのー。僕がここに通って来るのは、他の店で買った5分搗き米より、確実にうまいからなんですけど!」すると店主、一拍おいて、「ああ、ああ、ありがとうございます。」ガッコ、大逆転!一本取ったりー!