Modified: Saturday, January 3, 2004

2003年12月の日記ぢゃないけど

2003/12/31(水)パラダイスの大晦日

今年も残すところ、今日1日となった。今年はどんな1年だったろうか?いつもの事ながら、私はずーっとバタバタしていたような気がする。ちょっと反省というか改善かな?それは置いておいて・・なかなかいい年じゃなかったかと思う。少しずつだけど着実に進歩出来たかな?・・そんな気がする。ライブもいろいろ出来たし、このHPも軌道に乗って来た気がするし・・来年は・・どうしようか?・・とか。こんな事を考えるのも節目とか節句とかいわれる大晦日で、日本のよい風習だと思う。ところで、本日の大晦日は格闘技の放送が3つも同時にあり、格闘技ファンとしては前代未聞の「パラダイスの大晦日」でワクワクする。私が格闘技ファンだと知る人からは「どれを観て、どれを録るんですか?」などという質問をもらうことがあるが、それは愚問である。「全部録る」以外にはない。録画したテープを何度もリプレイして全てを検証せねばならない。(何をだ?)「もちろん全部録りますよ!」と答えると、「ビデオ3台もあるんですか?」とびっくりしてくれるが、現在私はビデオデッキを5台所有している。さらにDVDレコーダーを購入しようかなどと考えている、そういう種類のバカであることはお分かりだと思う。パラダイスの大晦日は、「イノキボンバイエ」「K-1」「PRIDE」に加え「超常現象最終決戦」と、さらに「紅白歌合戦」まで録画するつもりでいる。そして安心しながらチャンネルをカチャカチャ(ホントは音はしないけど)しようと思う。いつもの格闘技放送は基本的に「正座して観る」的なスタンスで観戦するが、今日はちょっと呑みながら楽しませていただくつもり。今年の最後の日を「パラダイスの大晦日」として過ごす!楽しみだ!
今年ご愛読いただいた皆様ありがとうございました。気まぐれな更新でごめんね。来年もよろしくお願いします。いろいろ考えてます。ご期待下さい。よいお年を!

2003/12/22(月)ガッコにギター

昨日、毎年恒例になりつつある「柏ゴスペルクリスマス路上ゲリラライブ」を敢行した。今回は諸事情から「軽くいっとこう」ってことで縮小版の4曲で、私のギター1本の伴奏で歌うことにした。クワイヤはなんだかんだで25名ほどいたかな?ギタークラスの生徒を無理矢理引っぱり出したのも体育会系的でうれしかった。柏のとある路上で30人近くが突然歌い出した。ちらほら立ち止まって聞いてくれるお客さんもいたりして、気持ちよく演っていたのだが、最終曲4曲目の「Oh! Happy Day」、私がソロを歌い出したとたんに警備員が近づいてきた。せっかく歌い出したものだから止めるわけにはいかない。ギターをかきならし、大声で歌いながら警備員の話を聞くと「ここは、○○の敷地内だからすぐに移動して下さい」とのこと。ギターをかきならし、大声で歌いながら大きくうなずき、そして歌い続けた。「どうしようかな?」と思ったが、その様子がかなり滑稽だったと見えてクワイヤのメンバーは笑っている。これは演り続けるしかあるまい。背後からの警備員の視線が気になるが、止めるわけにはいかない。しかし、気になる。でも、みんなにはうけている。で、短縮することもなく、フルコーラス・ロングバージョンで歌ってしまった。あとで聞くと、「まるでコントのようだった」とのこと。いつもは小心者なのに、なんでそんな大胆なことが出来てしまったのだろう?ドーパミンがドパドパ出てたのかなあ?それとも、ギターを持っていたからかな?鬼に金棒はちょっと違うな。マル暴に特攻服って感じかな?銀座のママに着物?こち亀の本田にバイク?そうそうこれだこれ!「こち亀の本田にバイク、ガッコにギター」これだこれ!分かるかなあ?

2003/12/19(金)指揮者デビュー

前回、指揮について書いていて「そういえば」と、思い出したことがある。私の「指揮者デビュー」はなんと!幼稚園の時なのである。器楽演奏(?)とか、そんな名前がついていたように思うが、先生のピアノを除けば、スズとかトライアングルとか(笛もあったかな?)、ほとんど打楽器のオーケストラ(ぢゃないな)の指揮をした・・おぼろげながらそんな記憶がある。それをカウントしていいなら、私は年季の入った超ベテランの指揮者ということになるのか?その頃のちょっとした思い出。幼稚園児である私が家の近所を歩いていると、向こうから老人が歩いて来る。老人は頭の上で大きく手を振りながら踊っている。踊りながら、笑いながら私に近づいて来る。とても危険な状態だと感じた。「何なんやろ、このじいさん?どうしよう?走って逃げるべきか?」と迷っている間もなく、あっという間に私はその老人に捕まえられてしまった。「ああ、どうなるの?」と思っていたら「指揮。じょうずやったでえ。(指揮)台から落ちひんかな?思て、ひやひやしたわ」などと、にこにこ顔でほめてくれた。知らない老人からほめられて固まってしまったが、固まりながら「さっきの頭の上で大きく手を振るポーズは踊っていたんじゃなく指揮のマネやったんか」とか「そう言えば器楽演奏は敬老会のイベントやったな。ジジババばっかり大勢集まっていたもんなあ。このじいさんは、あの中の一人やったんかあ」などといろいろ理解し始めていた。指揮者デビューと共に、私に大人の心が芽生え始めていたのだなあ。

2003/12/17(水)もっと言ってー

先日の日曜日、勝どきにある「晴海トリトンスクエア」で「クリスマス・ゴスペル・コンサート」が催された。9月の「ゴスペルナイト」に続き、またまた大勢のクワイヤの指揮をしたのだが、いったい何人集まっていただろう?300人以上いたことは間違いなく、ひょっとして400人以上か?とも思われる。「どでかいクワイヤの指揮」というのは、それはそれは快感で、実力以上の事が出来たような錯覚に陥る。そして「すごかったです!みんな楽しそうで、見ているこちらが楽しい気分になりました。歌もカッコ良かったですが、指揮がすごいカッコ良くて半分以上は指揮を見てたかも。。。」なんてメールをいただいたから、こりゃたまらない。「うれしうれしうれしーーもっと言ってもっと言ってもっと言ってーー」とPC画面に向かって連呼し、「うれしうれしうれしーーもっと言ってもっと言ってもっと言ってーー」と返事を書いてしまう。「ああ、どうもありがとう」ぐらいの返事だとかっこいいのかも知れないが、こればっかりはしょうがないな。だってホントやねんもん。

2003/12/12(金)支払い明細書

仕事関係の企業から手紙が届いた。「支払い明細書を今後はFAXにする。FAXは深夜から早朝にかけて自動で送信する。なので、FAX番号を記入してFAXで送り返してくれ。」という内容であった。何という一方的な内容であろう。起きている深夜ならまだしも、寝入りばなの早朝にそんなモノ送られたらたまったもんじゃない。うちは電話とFAXが同じ回線なので電話が鳴ってしまうからである。とりあえず無視することにしたが、先方は私のFAX番号が電話番号と同じであることを知っているに違いない。いや、何度も何度もFAXでやりとりしているんだから100%知っている。まーっちがいない!FAX番号を知っているのに、あえて聞いてきたのは、支払い明細書をFAXで送ることへの許可を求めたものと見るべきか?そうだとすれば一方的というより紳士的ととるべきか?紳士なら、頼むから早朝にそんなモノ送って来ないでくれよ。早朝、寝ぼけながら電話をとったら「ピーーーヒョロロロー」なんて・・・想像するだに怖ろしい。想像するだに?想像するダニ?想像するダニがいたら、それは面白い。例えば自分の将来などを想像するダニを想像してみたまえ!なんのこっちゃ。

2003/12/08(月)自己陶酔型のy=ax

ヤマハのサイトで「かつらけいのすけの熱唱カラオケ塾」というのをやっていて、毎月、文章を書かせてもらっている。本来はWeb上のカラオケレッスンのコーナーなのだが、音楽やカラオケにまつわる、「ちょっと笑えたりするエッセイ(?) 」といった趣の一面を持たせて、楽しんでいただこうと努力している。もちろんレッスン内容もなかなかのものだと自負している。12月号は「クリスマス・イブ/山下達郎」で書かせていただいた。「クリスマス・イブ/山下達郎」とくれば、古い話になるのだが、やはりJR東海のあの有名な「胸キュンCM」について書かないわけにはいかない。資料を探し、記憶をたどりながら、少しでも多く楽しんでもらえるように文章をつむいだ。その時に強く感じたことがあった。現在ベストセラー中の養老孟司氏著「バカの壁」の中で、氏は、"y=ax"という「脳内の1次方程式のモデル」を紹介している。脳への情報"x"が入力されると、何がしかの係数"a"がかけられて"y"となって出力をするというものだ。感心させられる記述だったのだが、私にとって文章を書くという行為は、どうやら出力しながら入力をくり返しているのではないかと思われた。出力した"y"が"x"となって再び入力され、係数"a"がかけられて"y"となって出力をし・・と繰り返し、結局、係数"a"は2乗も3乗もされていることになるのだ。また、今回書いている内容についての私の係数"a"の値は、かなり大きいらしく、あっという間に過大入力がフィードバックを起こしてしまうようなのである。 と、いうのも、原稿を書いている間中、もうキュンキュン鳴りっぱなし!書き上げて読み直した時なんか、ウルウルしてしまったのだ。自分の文章にウルウルするってのは我ながらいかがなものか?そんなに自己満足型、自己陶酔型の人間であったのかなあ?そんなことも考えながらもう一度読んでみて下さい。

かつらけいのすけの熱唱カラオケ塾はこちら。

2003/12/05(金)送金

先日、ある会社に○万○千960円という半端な額のお金を送らなければいけなくなった。最近はほとんどWebを利用して振り込むことにしているが、今回はそれが出来ない。銀行振り込みか現金書留で、と言われ、料金を見比べて少しお得な現金書留にて送金することにした。それにしても、端数の960円は、「じゃらじゃら」とかさばって重い。郵便料金も高くなってしまうに違いないと思い、繰り上げて(40円プラスして)お札だけを現金書留封筒に入れて送金した。郵便料金は670円であった。昨日、そのおつり「40円」が「現金書留」で戻って来た。もちろん私の送金に対する「受け取り証」なども入っているが、その郵便料金は何と「510円」。40円送るのに510円使っているのである。うーーーん。私が悪かったのかなあ?迷惑だったかなあ?40円要らないから510円ちょうだいよ。と、いろいろと考えてしまったが、「少しでも経費を削減しようと考える個人」と、「型どおりに働く社員をたくさん抱える企業」などというものの、考えの食い違いといったところか?そんな難しい事じゃなく、私がきっちり送金すれば良かったんだけど。

2003/12/02(火)異種格闘技戦

大晦日に行われる予定の、曙vsボブ・サップ戦についていろいろと意見をいただいた。ルールがどうなるのか?とか未定のこともあるらしい。「曙もサップも、K-1じゃでかいだけの素人」とする過激な意見もある。大相撲とNFL出身のトップアスリートであるから素人ではないが、キックやパンチはプロから見たら「なんじゃそれ?」であることは想像に難くない。が、曙を力士、サップをプロレスラーと考えると「異種格闘技戦」ととらえることが出来なくもない。猪木さんがモハメッド・アリやウイリアム・ルスカなどと戦ったアレである。しかしながら、ルールがK-1を基本とする「立ち技系」であるらしいから、つまりは双方が専門ではないことは間違いない。曙にいたっては、体験すら、いや、想像すらした事ないルールで勝負をしようとしているのである。つまりは、「高橋尚子選手と田村亮子選手(旧姓です)が将棋でどちらが強いか決めよう」というのと同じなのである。そんな試合はみんなが見たいと思わないに違いない。分かりにくいたとえだっただろうか?じゃあ、スポーツに限定して、たとえ直すことにする。つまりは、「猪木さんとゴジラ松井選手がダンスで決着を付けようというのと同じ」なのだ。・・・それはちょっと見たいかも知れないかあ・・・