Modified: Wednesday, February 11, 2004

2004年1月の日記ぢゃないけど

2004/01/30(金)フェリスはある朝〜2

と、いうわけで、もう一度「フェリスはある朝突然に」を観てみることにした。すると、もうほとんど忘れている状態に等しかった。「そうそう、仮病使ってズル休みするんだったよなあ」なんて思いながら、少し早送りするだけで何がなんだか分からなくなって、また巻き戻したりもした。が、面白いと思った映画は、やはり何度見ても面白い。充分に楽しみながら十数年前を反芻できた。しっかし!人間の記憶なんてホントにいい加減なものだ。登場したフェリスの恋人役ミア・サーラ。確かにかわいい。しかしながら何かちょっと違う。ブーツが白い!!(私の記憶とは違った)。それはまだいい、何より驚いたのは、ミニスカートじゃないのである!なんと、それはキュロットスカートなのである。つまりはそれはスカートじゃない!ズボンだ!それってほとんど詐欺じゃないか!?(意味不明)。なんてこったあ。

2004/01/27(火)フェリスはある朝突然に

数日前の日記ぢゃ〜に「細身よりずんどう型?」を書いたために、私はすっかりブーツフェチだと思われてしまったようだ。「ブーツフェチぢゃない!」って強く言えば言うほど疑惑は深まっていくばかりだが、ホントにそんな趣味はない。「ピンヒールで踏まれたい」って思ったことは一度もない。(こんなこと書くからまた疑われるんだよなあ。)で、なぜ「細身よりずんどう型?」なのかを少し考えて、思い出したことがある。マシュー・ブロデリック主演の「フェリスはある朝突然に」という映画である。原題は「Ferris Bueller's Day Off」で、文字通りフェリスの休日(ズル休みなんだけど)を丸一日分描いた青春コメディだ。10年以上前に観たのだが、その頃私はマシュー・ブロデリックに凝っていて(?)、マシュー(藤井君ぢゃないよ)の出ている映画を片っ端から観た記憶がある。そして、この「フェリスはある朝突然に」に、「ミニスカートに膝下までのふわっとひらっとしたずんどうブーツ」姿で登場した、フェリスの恋人役ミア・サーラを見て、「むっっちゃくちゃかわいいー」と思ったのである。どのくらいかわいかったのか?を確かめるべく、もう一度「フェリスはある朝〜」を観てみることにした。続く。

2004/01/21(水)マニアの共感

一昨日、Bassの高橋潤氏がうちに来た。楽器の改造というか、エレキベースの電気の部分をバージョンアップする。というのが目的である。素人の私にそんなことができるのか?いや、メチャメチャできるのである。実は彼がライブなどでも必ず使用(マジ愛用)している真空管のプリアンプも私がチューンナップしたものである。これは自信を持って、良い仕事をしたと思っている。そして今回はエレキベース内部に仕込まれているバッファーアンプの取り替えを行った。ICで構成されたファクトリーメイドの増幅器をトランジスターで構成されたハンドメイドのものに置き換える作業である。今までのものでも十分満足できるものであったのだが、出力ジャックなどの消耗品の取り替えやシールドケーブルの製作なども依頼されたため、ついでに試してみようということで今回のプロジェクトは始められた。今までの回路と比較できるように機材に接続し、AKGのモニターヘッドホンK240で試聴。すると潤氏「うおおー」と叫び、何度も比較し、狂ったようにBassを弾きまくり続けた。 大成功も大成功である。分かってもらえてよかった。本当は微々たる差で、弾いている本人と製作した私にしか分からない違いであろう。しかし潤氏は「うおおー」と叫んで弾きまくっている。このマニアの共感と呼ぶべきか、おたくの快楽というべきか、とにかくそれは快感なのだよ。

2004/01/12(月)手品にも教えられる?

「東京マジックグランプリT-1」のビデオを何度も検証してみて、多くを教えられた。何れにしろ、めちゃめちゃすごい技を持ったマジシャンが競っていることは間違いないのだが、何というか、テクニックだけではダメだということだ。ギミックなグッズなどもふんだんに使って、ものすごい魔法のような現象が目の前で展開したところで、客は何が起こったのか分からないばかりで楽しめない。それよりも、軽妙なおしゃべりで客を引きつけ、基本的なテクニックをさらりと披露する古典的なマジック演技の方に魅力を感じてしまう。しゃべりながら、客の顔色を見ながら、確実に、かつ連続してマジックを見せることは半端な努力ではないことは想像に難くないが、それ以上のセンスというか芸術性というか遊び心というか、そんな「もう一歩」が勝負の分かれどころだと感じた。そして審査委員長(?)の引田天功女史の審査のポイントに全ては集約されていた。「どっちがお客さんをより楽しませたか?」だと言うのだ!さすがはスターファイヤー引田天功!見直しました。

2004/01/07(水)細身よりずんどう型?

以前から「買おうか?どうしょっか?」と迷っていた靴をバーゲンで見つけた。30%OFFということで即購入。「こいつは春から縁起が良いわい!」とその場で見得を切りたい気分を押さえながら紳士靴売場を見渡したのだが、それはそれは「地味」である。ほとんどがビジネスシューズであることが主たる要因であるわけだが、デザインも色もバリエーションが少なく、なんだかぺったんこなイメージのものが多いように思う。だからといって厚底関係も並んではいるのだが、はっきり言ってカッコわるい。需要が少ないのでデザインが洗練されていかないのかも知れない。なので(?)派手な色の靴にいたっては「コントで使う」ぐらいしか考えつかない。それに比べると婦人靴(今でもこんな言い方するのかな?)売場の華やかなこと!ヒールの高さや太さも様々、ショートブーツやロングブーツ、色も素材もすんごいたくさんのバリエーションで、デザインもディスプレイにも余裕があり、おもちゃ箱ひっくり返したような楽しさに満ちている。うらやましいような、憧れの目で見てしまったのだが(ちょっとやばい?)、そんな中にも流行というか、ちょっと残念に思う事を見つけた。ほとんどのブーツが細身なのである。私は流行の洋服にはほとんど興味がなく、またファッションに対して何かを提言できるような才能も持ち合わせていないので、めっちゃ独り言であるのだが・・女性のブーツ姿はかわいいと思う。「ミニスカート(超ミニじゃないわよ)に膝下までのブーツ」はかなり優れた「かわいい女の子を演出するファッション」だと思う。しかしながら、それは細身のブーツよりずんどう型のブーツで、より高度に演出できるような気がするのだ。足首がくびれたブーツより、「ふわっとひらひらした」ブーツの方がかわいい気がするのだ。確信はないが男性の8割ぐらいはそう思っているように思う(確信は全くない)。めっちゃ独り言ではあるのだが・・そう思う。蛇足ながら、まさか「ブーツフェチ」といわれるようなM的な要素は含んでいないのでご安心下さい。というか、ブーツフェチなら「細身の編み上げ」が好きそうな気がする。偏見だが・・

2004/01/03(土)検証のお正月

明けましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いします。今年は「日記ぢゃないけど」だけじゃなく、他のページも頑張って更新していこうと思います。一応の「抱負」みたいなものかな?

正月は暇である。することがないので、とりあえずTVを観る。しかしながら、どのTV局もコマーシャルばかりの、内容のめちゃめちゃうすい番組を垂れ流しのように流していて、さらに「コマーシャル開け」は「もう1回ちょっと前からリピート」という最近の悪い風潮が蔓延していて観ていてイライラする。ビデオに録って観ればそのイライラも少しは解消できそうだが、ビデオに録るほどのものでもないのでよけいイライラする。そこで私には大切な仕事があったことを思い出した。「大晦日の検証」である。結局、大みそかのTV番組は「イノキボンバイエ」「K-1」「PRIDE」に加え「超常現象最終決戦」と、さらに「東京マジックグランプリT-1」を録画した。これらは全ての番組において「検証」が必要である。大切な仕事だ。急に忙しくなってきたぞ。今年の正月は「検証のお正月」と位置付け、懸命に頑張っている。先程からも「東京マジックグランプリT-1」を検証すべく、何度も巻き戻して観ているが・・いやあ、手ごわい!って当たり前かあ。