2005/05/26(木)ウランちゃん
実は前回の話の続き。その呑みの席、携帯電話で連絡をとりながら「便利じゃのう。鉄腕アトムでさえ、固定電話使ってたのに、確実に未来はやって来とるね。」などど、前回の日記ぢゃの「鉄腕アトム固定電話をジーコン事件」を知ったかぶりをしながら話した。それなりに「へえ、へえ」と感心してもらったように思う。調子に乗った私は「鉄腕アトムはお茶の水博士が作ったんじゃないよ。天馬博士が息子を交通事故で亡くして、そのかわり?を作るべくしてアトムを作ったんだよ。」などと話した。内心「えっへん」としていると、「じゃあ、ウランちゃんは誰が作ったんですか?」という質問が投げかけられてしまった。うう、分からない。「調べて連絡するんで、電話番号教えて!」と、照れ隠し的?な言動も垣間見られたが、 すごく悔しいので本当に調べてみた。Webで調べるだけでは納得出来ずに図書館にも出かけた。「鉄腕アトム大図鑑」などという今回の内容にぴったりの本も見つけた。結論から言うと、お茶の水博士が作ったとのこと。調べてみるとウランちゃんよりも前に「コバルト」という「アトムの弟」も登場していたようだ。不思議なことに「アトムの兄」という設定での作品もあったようだが、アトムより後に生まれて「兄」というのはちょっと無理があったのだろうか?そこはロボットの世界であり、未来の世界であるからあり得るかもしてない。アトムのお父さんやお母さんも登場するが、当然アトムより後に誕生している。奥の深いロボットの世界。
2005/05/24(火)鉄腕アトムでさえ
イベントの後の講師とスタッフの打ち上げの席でのこと。生徒さん達のグループとの合流をしようとみんな携帯電話で連絡を取り合っている。「次、行くひとー?」などと人数を確認し、しばらくすると「どこどこの店で予約が取れました」とか「先に行ってます」などという連絡が入ってくる。もう携帯電話を持ってない人を捜すのは至難の業かも知れない。誰にでも、どこにいても連絡が取れてしまう。 いつからこんなに便利な世の中になったのだろう?また、現在のような状態になることを誰が予想しただろう?そんな予言をした偉大なる予言者もいなかったように思う。私の記憶が正しければ、かの鉄腕アトムでさえ、ある事件をお茶の水博士に伝えるべく有線の電話をかけていたことがあると覚えている。それも「空を飛んで!」途中にあるビルに飛び込み、(しかも窓から!!)みんなが「うおっ!」っとびっくりしてことをよそに「すみません、電話貸してください!」とハキハキしゃべり、黒いダイヤル式の電話を「ジーコン・ジーコン」と回し、「お茶の水博士、たいへんです」と、これまためちゃめちゃハキハキしゃべっていたような、そんな記憶がある。空も飛べるし、宇宙にも行けるし、10万馬力で、人間と同じ感情まで持ち合わせた超高性能ロボットなのだったら、無線電話ぐらいは搭載しておいてもよかったのではないか?と思うのだが。トランシーバーとか?思いつかなかったのかな?この記憶に関して、実は確信はないのであるが、面白いから許してね。
2005/05/12(木)国民の休日
4月29日の「みどりの日」を「昭和の日」に、そして5月4日を「みどりの日」とする祝日法改正案が成立したというニュースを聞いた。 昭和の時代、4月29日は 「天皇誕生日」だった。4月末から5月初旬の休日の連続する時期をいつしかゴールデンウィークと呼ぶようになり、昭和天皇崩御の後も「みどりの日」という、「なんかちょっとよくわかりません」的な名前で残ったような印象であった。ところで、5月4日は何の日かご存知であろうか?なんとなんと「国民の休日」なのである。4月29日は「みどりの日」で「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心をはぐくむ日」であるとのこと。そして5月4日は「国民の休日」なのだそうだ。と、いうことは「国民が休む日」である。誰もが「なんやねんそれ?」と感じると思うが、昭和60年の祝日法の改正により、国民の祝日にはさまれた平日を「国民の休日」とすると定められ、「憲法記念日」と「こどもの日」に挟まれたこの日が、「国民の休日」となってしまったようだ。そして今、「なんかちょっとよくわかりません」的な「みどりの日」を「昭和の日」というわかりやすい名前に。その替わりに5月4日の「国民の休日」は「なんやねんそれ?」なので「みどりの日」にしようということなのだろうか。なんだかよくわからないことが多いのが世間の常であるが、今回のその法案に強く反対している政党や政治家がいるらしい。私たち一般ピープルは「???」である。施行期日については07年からの実施とのこと。来年からの実施でないのは、カレンダー印刷に間に合わないからとのことらしい。その点だけはめっちゃよくわかりますが。
2005/05/05(木)神の子
昨日、K-1 WORLD MAXという中量級の「立ち技格闘技」の放送があった。応援している山本KID徳郁(やまもと・キッド・のりふみ)選手が初のKO負けを喫し、とても残念であったが一番面白い試合だったと思う。彼の父は、ミュンヘン五輪レスリング代表選手、そして女子レスリングで有名な山本美憂・聖子姉妹は彼の姉と妹である。正に格闘一家出身。元々「総合格闘技」(掴んだり投げたりもOK)系の選手であるが「立ち技格闘技」のK-1にも積極的に参加し、昨年末の魔裟斗選手とのベスト・バウトで彼のファンになった人も多いと思う。その格闘センスも風貌も含めて他の選手にはない「何か」を持っていて、私を興奮させる。中には彼のことを「態度が大きい」とか「ビッグマウス(大口)だ」とか言う人がいるようだが、私は全くそうは感じない。全ては「ファンを喜ばせるためのお膳立て」であり、プロの格闘家としてあるべき姿だと確信する。対戦相手に対する挑発もたいへん礼儀正しい(?)ものだし、試合後の態度もたいへん素晴らしく、何の問題もないどころか、多くのファイターが見習って欲しいくらいだ。「彼は自分のことを『格闘の神の子』と言っている」という内容のすごく生意気そうなインタビューが幾度も放送されているが、私の記憶が正しければ(確信はないが)「誰と戦ってみたいですか?」という問いに、「夢が叶うなら、全盛期の父と戦ってみたい。彼は本当に強いよ。彼は格闘の神様だよ」と、師でもある父に対するリスペクトを語り、「そして俺はその格闘の神様の子供」と付け加えたような覚えがある。その「俺は神の子」と言ってニヤリとするところだけを編集して放送されているとしたら、かなりゆがめられた情報だ。が、それも「ファンを喜ばせるためのお膳立て」だと考えればいいのか。それにしても「俺は格闘の神の子」なんて、すごいセンスだ。わくわくするぞ。
2005/05/02(月)こわいひと
世間はGWだろうか?私もイベントが終わって一段落している。某Y社音楽教室のイベントでは講師演奏という忌まわしい?伝統?があり、我々歌い手である講師は歌詞を覚えなくてはいけないということになる。曲によっては「なんでこんなに無意味にややこしいねん?」と思うほど、覚えにくい、歌いにくい歌詞が存在し、時にはかなりの負担になる。今回がそんな場合であった。歌詞カードを作り、それを常に携帯し、MDを聞きながら何度も何度も口ずさんで覚える努力をする。電車の中でも、当然のようにその作業は続けられることになるが、集中すると、ついつい思っているより大きな声で歌ってしまうようだ。乗客に変な目で見られていることもある。私は花粉症の名残でサングラスに大きなマスクであるから「かなり危ない変なやつ」であろうことは疑う余地がない。イベント本番の楽屋でも同僚の先生方とそんな話題になった。みんな1度や2度は同じ様な経験をしているようだ。程度の差はあれ、誰もが歌詞を覚えるのに懸命な努力や苦労をしているようで、少し安心する。私は電車の中でのそんな場合は「ダミーの楽譜を出して読んでいるふり!をして危ないやつじゃないアピールをする」というと、ある同僚の先生「私なんかは『何見てんだよ?こっちは今日が本番なんだよ!そんなこと気にしてらんないんだよ』と、にらみ返す」とのこと。それは「危ないやつ」というより、「かなりこわいひと」ですよ。
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