Modified: Wednesday, May 9, 2007

2007年4月の日記ぢゃないけど

2007/04/24(火)PCのモニターが

最近、PCのモニター画面が「ひゅっ」て動いたり「ぼわん」と乱れたりすることがしばしばあり、オカルト現象でなければ機械の老朽化かな?そろそろダメかな?と、感じていた。数日前のことである。そのモニターが「ボンッ!」という、いつもより大きめの音を発して突然逝ってしまった。断末魔の叫びだったのかも知れない。98年から使っていたブラウン管、9年間お疲れ様でした。ありがとう。モノを直すのが大好きの「もったいない主義」の私であるが、さすがにこれは修理に出す気にはなれず、仕方なく廃棄することにしたのだが・・・平成13年施行の家電リサイクル法によって指定されており、大型ゴミとして廃棄は出来ない。リサイクル費用として4200円が必要とのこと。それってめっちゃ高くないか?不法投棄するヤツがいるわけだ。仕方なくその手続きをするつもりでいたのだが、Webで調べてみるとPCやPC関連製品を「無料回収します」なんていう業者が多く存在することが分かった。内容はどこもだいたい同じで、引き取り依頼のメールを出して返事を待ち、宅配便等の元払いで送れば引き取るというもの。引き取る条件を細かく指定した業者もあるが、大抵は「動作しなくてもかまいません」という。ものすごく不思議な感じ。長くなりそうなので続きます。

2007/04/18(水)打ち込み5

また続きの話であるが、打ち込みの話を続けていいのだろうか?適当にドラムパターンを打ち込んだら次にベースである。ベースの打ち込みが先の自動演奏ソフトでバッチリ!の演奏をしてくれる確率は、当然のこと飛行機事故より少なく、エディットだけではどうにもならず、楽器のキーボードを「弾く」ことも多いかも知れない。ピアノなども実際に弾いて入力し、あとで手直しするのが早いだろう。曲の構成やコード感が分かるようになったところで、だんだんと細かい作業に移る。音の長さや強弱のほんの少しの変化によって「かっこよく」も「ださく」もなる。特にドラムという楽器は、機械的に打ち込んでいったのでは「味気ない」を通り越して「気持ち悪い!」になってしまうので、ひとつひとつの音の強弱をめっちゃ細かく調整する。また、私がドラムという楽器に専門的に取り組んだ経験がないので、そのフレーズは見よう見まねである。「こんな感じかなあ?違うなあ?まあ、ええかあ、でもなあ」の連続、相当苦労をする。ちょっとしたオケでいいんだから「まあ、ええかあ、かめへんかめへん」で終わればいいのだが「でもなあ」で、やり直しているうちにどんどん「ラビリンス」に入る。で、結局最後は実際にギターを演奏し、それを録音!することになるのだ。もっと最初からギターを弾けばよいのだが、オケがなければそれもできないワケだしなあ。

2007/04/13(金)打ち込み4

またまた続きの話。私の打ち込みの仕方を紹介しなければいけないようである。得意分野ではないので、ちょっぴし恥ずかしいのであるが、少しだけ種明かしをすることにする。ちょっとだけよ。先ずはざっくりとドラムのパターンを打ち込むのであるが、このあたりも「ズル」の仕方は数々ある。世の中には「MIDIのデータ集」なるものが多数出回っているし、仕事柄、MIDIの音源(曲として出来上がっているもの)も多く持っている。気に入ったフレーズや似た曲を見つけたら、そのドラムパターンをコピペしてしまえばよい。また現在では「自動演奏ソフト」と呼ばれる、その名の通り、コードを打ち込んでパターンを選べば「自動で演奏を完成させてくれるソフト」なるものも存在する。あっという間に4〜5人編成のバンドで演奏してくれちゃうから驚く。もちろん、そのままでは使い物にはならないが、気に入ったところだけを使うなり、自分なりにアレンジを加えればよいわけであるから、そういったものを使うこともしばしばである。MIDIって、ホントにずるいのである。こんな話、続いていいのかなあ?

2007/04/06(金)打ち込み3

また続きの話。前回はMIDIキーボードなどを使っての打ち込み方法を紹介した。反対に楽器を使わない打ち込みの仕方に 「 譜面入力」がある。シーケンスソフトの画面上に表示される五線譜に音符や調号を貼り付けていく方法である。マウスで五線譜に音符を貼り付けていけばよく、譜面を作ればそれがそのまま音になるということだ。ある意味一番判り易い方法であるが、音の長さや強さの微妙な変化を付けるのには全く適していない。そこで「ピアノロール入力」と言われる方法がある。「ピアノロール」と呼ばれる画面は左隅にピアノの鍵盤が縦に表示されていて、縦軸が音の高さ、横軸が時間経過を表している。そこにマウスを使って対応する音をグラフのように書いていく。 長い音は長い棒で、短い音は短い棒で表示されることになり、その長さも自由に変化をつけられる。画面下部にはその「音の強さ」がこちらも棒グラフみたいに表示され、自由に変えられる。そして究極の入力方法は「数値入力」かも知れない。発音タイミングや音の長さ、強さなどすべての音のデータは数値化されている。なので微妙な設定を行う為には「数値入力ウィンドウ」を使用し、その数値をテンキーで入力することで編集することになる。説明するのもたいへんだけど、理解するのもたいへんでしょ?ごめんね。続くのかな?

2007/04/04(水)打ち込み2

前々回の話の続き。「オケをどうやって作ってるのか、不思議に思っていて実はすごーく興味津々だったんです。楽器を弾かないでパソコンの上だけで音を作るなんて不思議でしょうがない!」などという、説明催促のメールをいただいたので、喜び勇んで説明してしまうことにする。とはいえ、前々回も書いたように「かなり苦手な分野」であるので、たどたどしいのだが・・先ず誤解を解いておかねばいけない。全く楽器を使わないで音のデータを入力していくことももちろん可能なのであるが、たいていの場合はMIDIキーボードなどの鍵盤を使うのが一般的であろうと思われる。PCにそのMIDIキーボードを接続して認識させることでデータを入力することができるようになる。楽器はMIDIデータを出力できるものであれば何でもよく、シンセサイザー(なんか古い言葉のように感じるな)やシンセギターなどでも可能である。演奏の得意な人ならそれらの楽器を実際にリアルタイムで演奏して録音するかのようにMIDIデータを入力していくことも可能であり、この方法が一番スピーディーであろうと想像できる。また実際の録音と違って、いくら間違ってもそのMIDIデータは後からいくらでも編集できるのであるから、まったくもってずるい。また、ちょっとテンポを落として録音して再生の時はもとのテンポに戻す!なんていう「超ずるい」ことも可能なのである。ホントにずるいのだ。続いてしまいました。