かつらけいのすけの 熱唱カラオケ塾 2003年7月号
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7月です。
夏です。さて、カラオケで何を歌いましょう?夏と言えばTUBEですか?サザンですか?「どちらも難しいし、その割りに目立たないんだよなあ。」わかります。わかります。やっぱりカラオケは目立たないとね。出来ればおねいちゃんにウケないとね。「うーーーん。何を歌えばいいかな?」思い切り悩んだときは「おねいちゃんをどんな店に誘うか?」的なイメージで選曲するといいのです。
1. あまり知られていない店であること。=穴場のお店を知っているなんて憎いわ。
2. 安すぎない。そして高すぎない店であること。=安すぎる店は問題外として、
高すぎる店も「身の程知らず」に感じたり、バカっぽく見えたりもするわね。
3. にぎやかで活気があること。=にぎやかなお店の方が盛り上がっていいのよ。 4. 話題になっていたり評判の店であったりすること。=やっぱり話が盛り上がら
なくちゃ。
「1.」と「4.」は一見すると、矛盾するかのように見えますが、これをそのまま「カラオケの選曲」に当てはめてみましょう。
1. あまりみんなが歌わない曲であること。=そんな曲を知ってるなんて憎いわ。
2. 簡単すぎない。そして難しすぎない曲であること。=簡単すぎる曲はどうもね。逆に難しい曲はそれなりに歌唱力があったとしても、かえって嫌味に聞こえたりする場合があるわよ。
3. にぎやかで活気がある店であること。=にぎやかな曲の方が盛り上がっていいのよ。
4. 話題になっていたり評判の曲であったりすること。=なんだか話が盛り上がっちゃって。
ねっ。ぴったり同じでしょ。そんなこんなで、今月選んだ曲は「夏の日の1993/class」です。
「夏の日の1993/class」
この曲のリリースは1993年。男性デュオ「class(クラス)」のデビュー曲で150万枚のメガヒットを記録しています。なので、誰もが一度は聞いたことがあるに違いありません。さて、その後96年に解散しているclassなのですが、この7月に再結成するというのです。リバイバルソングがブームの昨今。話題としても申し分ないでしょう。さらに、10年前の大ヒット曲である「夏の日の1993」は、今でも「夏と言えばこの曲」ランキングの上位に位置する根強い人気のある曲でもあるのです。おねいちゃん達はみんな良く知っています。「懐かしーい。私、中学生だった。」「思い出すなあ。高校生だった。」なんて言われると、複雑な気持ちでうれしくなって「くらくら」してしまいますね。
1993 恋をした Oh 君に夢中
歌い出しから、10年という月日の重みを感じてしまいます。そんな曲をマジに歌い上げるのも、それなりに効果が期待できますが、やはり「ちょっとギャグ入ってます」というポーズで歌うべきだと思います。同僚とデュオもよし、ひとりで盛り上がっても大丈夫です。恥ずかしがらずに「思い切りはじけ」たほうが恥ずかしくないし、「下心のカモフラージュ」にもなりますね。1993は「ナインティー・ナイン・スリー」と発音します。
リズムで気を付けなければいけないところが少しあります。「普通の女と思っていたけど」の
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のところ。このコーナーでおなじみになりました、矢印↑の付いた赤い文字のところに大きなビートがくるように歌います。よく聞いて、リズムに注意して下さい。
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のところも同様にリズムに注意です。またさらに「きーみにーー」の最後を「にいー」って感じで少しずり上がるとイイかも知れません。工夫してみて下さい。
まるで別人のプロポーション
お気づきの方もいらっしゃるかと思います。この曲は「サビ始まり」で、このパートがいわゆる「Aメロ」になっています。この「Aメロ」は覚えやすく、且つ歌いやすいと思います。「サビ始まり」ではじけておいて、このパートは少し抑えておきます。なぜって?次のBメロでまたまた思い切りはじけていただきますから。少し抑えながらも歌詞がしっかり聞こえるように歌ってください。それこそがポイントだと思います。
ドラマティックにSay Love
ドラマティックに「セイエイエイラー」ミステリアスに「ソウオウオウターイ」とハモったりしたら、これはウケないわけがありません。また、ひとりで歌う場合にも大げさに「セイエイエイラー」と、はじけて下さい。盛り上がること間違いないでしょう。それにしてもほんとにおいしい曲ですね。
恥ずかしがらずに、思い切りはじけてください。思い切りはじけてこそ、あなたの「やっぱり夏ということで、夏メロは懐メロでいこう!ってかあ?」なんてオヤジギャグも冴えるというものです。高い声の出にくい人は、 半音2つ〜4つほど下げて歌うとよいと思います。 パソカラホーダイで自分にあったKeyを見つけて、思い切りはじけてみましょう。
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