かつらけいのすけの 熱唱カラオケ塾 2002年11月号
忘年会特集

初めまして。今月から「パソカラホーダイ」の、このコーナーを担当することになりました。かつらけいのすけです。 どうぞよろしくお願いします(ぺこり)。さて、第1回目の今月は、「忘年会」をターゲットにしてみました。 みんなでカラオケで盛り上がっちゃいましょう。
カラオケなんか大嫌いだ!という人から、カラオケは好きだけど上手く歌えないんだよなあ・・とお悩みの人まで、皆さんの悩みに、私、かつらけいのすけが、細かく歌い方をレッスンします! 初級編「HELLO」福山雅治、中級編「全部だきしめて」Kinki Kids、上級編「Say Yes」Chage & Askaという豪華三本立て!
これを読んで、同期や友人に一歩差をつけて下さい!

初級編
初級編「HELLO」福山雅治

忘年会の二次会の定番といえば「カラオケ」ですね。「カラオケはちょっと・・」「最近の新しい曲はどうも・・・」 と尻込みしている人も、この初級編を読んでちょこっと練習すれば、あらら、「カラオケ・スター」の出来上がり。今まで、ひと昔前の演歌やムード歌謡ばかり歌って、おっさん扱いされてあなたも「なかなかやるじゃん」と言わせてやりましょうよ。なんたって福山雅治ですからね。おねいちゃんにうけることは間違いありません。自分にマイクが回ってきたら「じゃあ、福山でも歌っちゃおっかなー」とみんなを驚かせてやりましょう。

今回初級編として取り上げた「HELLO」ですが、音程が比較的低くて、さらにレンジ(音域)がたいへんせまいので誰にでも歌いやすいと思います。高い声の出にくいひとも、半音1つ、又は2つほど下げれば問題なく歌えるでしょう。
8ビートのロック調でノリが良く、テンポも早すぎず、ちょうどいい感じだと思います。その上に複雑なリズムがあまり出てこないので、リズムが苦手な人にも大丈夫です。手拍子も、しやすいので、盛り上がると思います。前もって仲間に(特にかわいいおねいちゃんに)「ぼく、一生懸命歌っちゃうから手拍子してね。」と、かわいく(ここポイント!)お願いしておきます。
部下や後輩を持つあなたなら「しっかり手拍子するんだぞ。査定に響くぞ。」と事前にすごんでおけば、準備は万端です。忘年会にぴったり。おすすめです。

Aメロ

うまくリズムにノルことがポイントです。音程はちょっとぐらいはずしてもノリでごまかしましょう。各フレーズが8分休符から始まっていると考えるとノリやすくなります。つまり、〜そんなはずはないさ〜の歌詞の前にちっちゃな「ん」をいれるのです。(あくまでもちっちゃく、ちっちゃくですよ)

〜んそんなはずはないさ〜
〜んそれはわかってーる〜
〜ん二十五時の〜〜〜〜

Aメロのすべてのフレーズが同じようになっています。試してみて下さい。うまくコツをつかめば、いい感じにノルことが出来るようになるでしょう。

Bメロ

Aメロでは歌詞も多かったし、リズムにノって、カチカチカチって感じで歌ったと思います。Bメロは、メロディーにノリましょう。特に〜叶わぬ夢数えて〜からは、2拍3連というリズムで、2拍を3等分するという、難しいリズムなのですが、そんなことは忘れましょう。メロディーにノッてしまえばこっちのものです。歌詞をそしてメロディーを聴かせるつもりで歌って下さい。そして、〜ねーむーれーなーいーよーるぅうぅうぅうぅー〜とこぶしをきかせられると完璧です。(ここは演歌みたいに唸っても大丈夫ですよ。)

Cメロ(サビ

声の低い人はちょっと出にくい音が含まれているかも知れません。半音1つ、又は2つほど下げるなどしてちょうどよいKeyを探して下さい。そして「気持ちよく」歌って下さい。無理に高い音を振り絞るよりちょうどよいKeyで「気持ちよく」歌ったほうがいいと思います。

ポイントをひとつだけ、最後の〜君と笑顔つかまえるのさ〜のフレーズ。リズムをよく聞いて下さい。シンコペーションという8分音符くったリズムが続きます。

ー〜となっています。
 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

手拍子などしてリズムを感じながらゆっくりと歌ってましょう。
赤色になってる矢印の文字のところが大きなビートのあるところです。赤色の文字のところで手拍子するように歌います。

2番なら

ー〜です。
 ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑ ↑

文章で書くとへんてこですが、とにかくゆっくりと何度もやってみて下さい。はじめはゆっくり、ゆっくり、です。コツをつかんでしまえば簡単です。ここをしっかり押さえておいて、最後のキメです。

〜きいっとー〜は投げるように短く切って、乱暴に歌いましょう。ワイルドに「ロックだぜ」みたいな感じでキメる!。です。

おねいちゃんにうけることを大目標に、さあ!パソカラホーダイで楽しく歌ってみましょう!!!