Modified: Tuesday, June 26, 2007

機材部屋New!

オードリーちゃん大改造計画その5

ビーズ飾りが完成? 05/08/01                   機材部屋Topに戻る

ビーズ飾りができあがった

今回はプリアンプをギターの内部にビルトイン!しないといけないので、回路自体をある程度コンパクトにまとめたい。が、音の良いコンデンサーはどうしても大型になる。諸事情があり、背の高いコンデンサーは寝かせて実装することになった。デザイン的になかなか格好いいんじゃないか?と満足している。特に右中の緑色MUSEバイポーラは足を大きく広げてアクロバチックな体勢がすばらしい。

今回のこの回路、実験していくうちに、入力インピーダンスをかなり高くした方が狙ったサウンドになることが分かった。結局暫定で5メガオームとしたが、実験中も「ウーー」という低いノイズが気になる。さて、これを止めることはできるか?

拡大写真はこちら

インピーダンス??

前回から「インピーダンス」などというわけの分からない言葉が頻繁に登場するようになった。さて、それって何なのか?はっきり言って私もよくわからないのだが「シャル・ウイ・ダンス」とは無関係であることは確かだ。

エレキギターの出力インピーダンスは一般的に数百キロオーム以上で、たいへん高く(すごくかよわいのよ)、受け側の入力インピーダンスもそれに合わせて数百キロ〜千キロ程度に設定する(それはつまりすごく敏感にしているっていうことなの)。そうしないと極端にハイ落ちしたり、適切な音にはならない。入力インピーダンスが高いということは(すごく敏感だということなんだから)不要なノイズをくらいやすいという欠点もある。今回暫定ではあるが設定した入力インピーダンスは5メガ・オーム、つまりは5000キロ・オームである。一般的な設定の5倍であるから、むちゃくちゃ高いと言える。ノイズがたいへん心配だが、狙ったサウンドがその設定だったのだからやってみるしか仕方がない。

インピーダンス?少しは解ったかな?

ビーズ飾りを収納するケース

ノイズ対策のためにも、電気回路はアルミケースなどに入れて、しっかりとアースをとり、シールドしてやらなければならない。

TAKACHI(日本製)のYM-65 縦50横65高H20であるから、手のひらにもすっぽり収まるくらいの感じ。大きさを比べるためにMDをとなりに置いてみた。

高さが20ミリしかないので、大型のコンデンサーは寝てもらうことになったわけです。

ギター内部のこのあたりに
サウンドホールからネック側を覗く。

このあたりにビルトインする予定。上のケースを両面テープなどで貼り付ければいいと思う

SERIAL NUMBERのシールが貼ってある所はネックブロックと呼ばれるかなり強度のある場所。いざというときはここにネジの1本も打ち込めばしっかりと固定できると踏んだ。

拡大写真もある。

完成間近?かな?だといいけど。うまくいきますように。