Modified: Wednesday, January 30, 2008

 機材部屋New!

 New Pre Amp Projectその前に

 オードリーの内部バッファーを改造したので記しておくことにする。 08/01/29    機材部屋Topに戻る

内蔵バッファーでゲインをかせぐ

ナイロン弦(オードリー)のギターの出力は、鉄弦(しろこ&くろこ)の出力の半分くらいであることがわかった。
プリアンプの2つのチャンネルで入力バッファーの増幅率を変えることギターの出力の違いをカバーしようと考えていた。が、しろことくろこの2本の鉄弦ギターを使用したい場合もないとは限らない。増幅率を変えられるようにするべきであるとの結論でオードリーの内部バッファーを改造することにした。

オードリー内部のバッファーアンプ

オードリーのギター本体内に仕込んだバッファーアンプである。「オードリーちゃん大改造計画その5その6」の中で詳しく紹介させていただいた。めっちゃいい感じなので同じ物をしろこにも、くろこにも仕込んだ。

このバッファーのゲインを2倍に出来ればプリアンプ側のゲインは2chとも1倍でいける。プリアンプ側のゲインを可変にするよりも、ギター内部のバッファーアンプにゲインを持たせた方がどう考えても良さそうだ。

そこで改造だ。


改造

上の基板からパーツを2点ほど交換することでゲインを上げることができそうだ。今回は回路図も載せておいた。
元ネタはYanmoさんのページ。その筋では有名な方のようだ。こちらのサイトの回路を参考にいくつか製作せていただいたが、いずれも素晴らしいものであった。

左の写真はパーツを取ったところ。

下の写真で新しいパーツが装着されているのが分かる。

ビーズ?の色が微妙に違うでしょ?

出来上がり

元通りに内部バッファーを組み込んで出来上がり。

GARAGE@yanmoさんのページの■自作プロジェクト 楽器内蔵用プリアンプ回路の「C3」「C1」に改造したことになる。

実は外付けのプリアンプとして、「C3」も「C1」も過去に製作、所有していて、仮に接続してサウンドも確かめてあった。

出力が2倍くらいになっただろうか?適度にゲインが上がり、しろこやくろこと同じくらいの音量になったように思う。バッチリだ。

うまくいくことは確信していたが、入力インピーダンスを決める抵抗値など、何度も繰り返し実験してきたので、以前よりさらにサウンドの向上ができたようだ。

狙ったとおりの出来上がりで大満足。

       というわけで、早くPreamp Projectを進めないといけませんなあ。