2008/04/14(月)S・O・S
私の花粉症歴は、もう20年近くになるかもしれない。中学生の頃だったか「副鼻腔炎」だとか「鼻中隔湾曲」だと診察された経験もあり、生まれつき鼻が弱いのであろうか、とも思う。職業柄もあり、一年中耳鼻科にはお世話になっている。東京に出てきて、もう18年になるが、ずっと通っている耳鼻科がある。町医者であるそこの先生、通い始めた頃からおじいさん先生だったから、18年を経て充分すぎるくらいのおじいさんになっているはずなのだが、めっちゃ元気、背筋もピンとしているし、しゃきしゃき歩いているし、治療の手元が震える?なんてことも全くない、正に「スーパーおじいさん先生」なのである。いろんな意味で私はその先生を信頼し、尊敬もしている。しかしながら・・長くなりそうなので続きます。
2008/02/29(金)犬の話4 U^ェ^U
前回からの続きの話。重大な会合である「おでんパーティー」は充分に盛り上がり、想像通りにメートルを上げた。充分に酔っぱらったところで、その先輩が「ちょっと休憩を入れよう」と、一度外に出ることになったのだが、部屋から外に出るや、彼は何と犬を小屋から出している!酔っぱらっているからなのか?犬のリードを外して放してしまった。犬はさっき「思い切り恐がっていた私」を覚えているから「からかってやろう、えへへ」的なエネルギーをプンプンさせながら私に向かって一目散に突っ走って来るではないか。さっきは「犬めっちゃ恐い」の私であったのだが、この時、既に私の「体内血中アルコール濃度」は、ある一定以上の閾値に達しており、「犬恐い」などという感情をいだくことができないばかりか、「裸でこの子と戯れたい、できれば海辺で」くらいの気持ちになっていた。思いっきり飛びかかってきた彼(たぶん雄犬)を私は「ガッチリ」と受け止め、両耳をつかんで後方に引っ張って「まぬけな顔」に変化させ、そのまん前で「うりゃーー、あははははー」と笑ってしまった。楽しかったのである。しかしながら、彼は私に捕まえられてフリーズしてしまった。「えーーっ、なんでー?うそやーーん。さっきめっちゃ恐がってたやん。」と、かなりのがっかりで、とぼとぼと主人のもとへ帰って行きました。犬という動物を好きになり始めた事件だったかも知れない。そしてこの重大な呑みは、「うりゃーー、あははははー」とまだまだ続いたのでした。終わり。
2008/02/28(木)犬の話3 U^ェ^U
犬の話をもうひとつ。前回なぜ「どうやら私は犬が好きらしい。」と書いたのか?で思い出したことがある。かなり前のことである。実は私、内緒にしているわけではないが会社員をしていたことがある。京都に住んでいた頃の話だ。その頃、私は犬が苦手だった。嫌いなのではなくて苦手、恐かったのである。街で犬に出会うと、大型犬でなくても目を合わせないようにして逃げた。ある日、職場の先輩のお宅に食事に誘われた。その先輩もかなりの呑んべえで「みんなで呑もう!」という重大な会合、おでんパーティーだったと記憶する。お宅に伺うと中型の雑種犬が飼われていて玄関先でワウワウ吠えている。アホそうだし恐いではないか!怖がる私をおもしろがってか、その先輩は犬を私に近づけてくる。彼によると「匂いをかがせて他人ではないことを教えておかないと吠えてうるさい」とのことであるが、犬は主人の気持ちを解っているのか、いないのか?匂いをかいだりウーウー吠えたりでめっちゃ恐いぞ。その後、おでんパーティーが始まるのだが、長くなりそうなので続きます。因みに、この先輩と私は部署も違ったし、仕事も全く関係がなかったから、この重大な会合の意味はただ「呑む」という1点にしぼられていたのだろうと想像する。続く。
2008/02/26(火)犬の話2 U^ェ^U
続きの話なのかな。自分では自覚していなかったのだが、どうやら私は犬が好きらしい。街で賢そうな犬に出会ったりするとすごくうれしくなる。ある日のこと、自転車に乗って3匹(3頭というべきか?)の大型犬を連れた中年男性を見た。犬たちはもちろん首輪をつけていてリードでつながれているが、男性のこぐ自転車のスピードに合わせて併走していて、ひっぱったり、ひっぱられたりという様子は全くない。本当にきちんとしつけられているのであろう。「すんばらしい!パチパチ!」と感じた瞬間、その自転車が急ブレーキをかけた。ディスカウントショップの前、その男性は店頭に並べられた商品が気になって自転車を止めたようである。もちろん犬たちもピッタリと止まった。のだが、その中の1頭だけが反応が少し遅れて自転車よりも数10センチ前に出てしまった。するとするとその子(犬だよ) 「何もなかったですよー」的にごまかすかのように、じわじわじわとバックしたのである!何と可愛い姿であろう。その後も「何もなかったもんね」の顔をきめているではないか。きっと主人より前に出るのは御法度なのだろう。再び男性が自転車をこぎ始めると、その子は何もなかったかのように知らん顔で併走し始めた。ホントに賢い犬なんだな。
2008/02/25(月)犬の話
以前にも犬の話題を書いたことがあると思う。あの時は「ボルゾイ」に出会ったのだったな。自分ではあまり自覚していないのだが、どうやら私は犬が好きらしい。基本的に動物も植物も嫌いではないので、小さな頃からヒヨコを飼っていたり、(露店でメスだと言われて購入したのに、大きくなると「コーケコッコー」と毎朝4時!に10回以上も!すんごいでかい声で鳴くようになってめっちゃ困った。)金魚の類はいつも飼っていたし、自宅前のプランターに大輪の朝顔をいっぱい咲かせて近所で有名になったこともある。大学時代には学生アパートで猫を飼っていたこともある(なんてことするんだ!)。5匹も子供を産んで困った(メスかよ!)。ところが犬は飼った経験がない。私がすごく小さな頃には犬を飼っていたようなのだが、ほとんど記憶がない。ところがその犬が死んだ日だけは、なぜかはっきりと覚えている。今考えるとフェラリアだったのだろうか?死ぬ瞬間、犬はひっくり返って足を小刻みにけいれんさせていた。母親が「断末魔だ」と、教えてくれた。物心つかない子供に「断末魔だ」と教える「母」もすごいが、それを覚えている「物心つかない子供」もすごいな。話がそれてしまったので続きにします。
2008/02/12(火)スーファミ3
また続きの話。「かまいたちの夜」というスーファミのソフトを借り、軽い気持ちでやってみたら、これがめちゃめちゃ怖い。ゲームの初めに主人公の名前を入力する行程があるのだが、不覚にも?私は自分の名前を入力してしまった。これがすごく怖いことになる。吹雪でペンションに閉じこめられた後、次々に殺人事件が起こる。最後には自分も鈍器で背後から殴られ、視界が横になったと思ったら、みるみる自分の血で床が真っ赤に染まっていく。そんな怖ろしい風景を眺めながら意識が遠のいていくという結末を向かえたである。ゲーム中、何度も自分の名前が呼ばれ、画面にあらわれ、その自分が最後には殺されるのである。何とリアルに怖いことか。前回書いたように「夜中に独りでヘッドフォンしてやって下さい」というアドバイスに素直に従ってしまったからいけない。耳のそばで急に大きな音がしたり、叫び声が聞こえたりして、そのたびに飛び上がってびっくりする。このままでは眠れないだろうと、再チャレンジすることになるのだが、最初はビギナーズラックから「犯人の名前を入力する画面」があらわれたものの、2度目からはそこまでもたどり着くことなく、あっと言う間に殺されてしまうようになった。恐くて眠れず、その後2夜に渡ってこのゲームに徹夜することになる。2日間で何度殺されたことだろう。が、2度と「犯人の名前を入力する画面」を見ることはできなかった。やっぱしゲームなんて嫌いだ~。とほほ。
2008/02/07(木)スーファミ2
続きの話。拾ったスーパーファミコンを持って友人宅を訪問。彼はすぐに自分のスーファミとつなぎ替えて数種のゲームでチェックし「OKです。ぢゃあ、行きましょう。」と私を自分の車に乗せるや、ゲームソフトなどを取り扱う専門店に直行した。私は圧倒され、薦められるままに中古のACアダプターを購入してしまった。そんなに興味が無いはずのTVゲームであったが、その友人に「初心者はこのあたりから始めて下さい」などと言われ数本のゲームソフトを貸してもらうことになった。その日に借りたのか、その後借りたのかは覚えていないのだが、その彼から「かまいたちの夜」というソフトを借りた。このソフト、スキー旅行に出かけた主人公とガールフレンドが、大ふぶきのペンション、完全に閉塞された空間で起こる殺人事件に巻き込まれるというゲームなのである。 前半は、ほのぼのスキーから始まり、だんだんとミステリーとして展開、プレイヤーが事件を解決できなかった場合は次々と殺人が起こり、ホラータッチのエンディングへと進行して行くのだが、そんなことを私は知る由もない。さらに正直者の私は「夜中に独りでヘッドフォンしてやって下さい」という彼のアドバイスに素直に従うことになる。続く。
2008/01/30(水)スーファミ
前回の話の続きかも知れない。実は私はスーパーファミコンを持っている。買ったのではない。ちょっと不思議な話なので聞いて欲しい。10年近くも前だろうか?自宅近くのゴミ集積所に「手提げ紙袋」がそっと置いてあり、ゲーム機のコントローラーらしきスイッチ?が、チラリと覗いていた。一度は通り過ぎたのだが、気になって戻って紙袋を覗き込むと・・スーパーファミコンの機械本体とコントローラーが入っているではないか!見た目は全く大丈夫そうなのだが、なぜ捨ててあるのだろう?と、なんとなく拾ってしまった。きっと暇だったのだと思う。自宅に持ち帰ったのだが電源のアダプターが欠品している。また、スーパーファミコンのソフトなど持っているはずもなく、この機械が使えるのかどうかを確かめる事は不可能であった。「やはり捨ててしまおう」と思う前にゲーム好きの友人に電話すると「ぢゃあ、うちに持ってきて下さいよ」と言うではないか。そのすごくお気楽なお誘いに乗って、お気楽にもその友人宅を訪れることになる。どう考えても、よっぽど暇だったのだろうと思われる。続きます。
2008/01/28(月)Nintendo
任天堂のWiiというゲームマシンが人気らしい。中でもWii Fitと呼ばれる「バランスボード」に乗って、からだ測定や様々なバーチャルトレーニングをする機械は、フィットネスを取り入れた全く新しいゲームということで、TVでも盛んに宣伝しているから皆さんもご存知であろう。私はTVゲームの類に全く興味が無く、ほとんどやったことがないのだが、TV画面を見ながらバーチャルなサッカーやヨガ、スキージャンプまで体験できるというのだから、その画期的なアイデアのすばらしさには感心する。任天堂は現在、「トヨタ自動車」「三菱UFJファイナンシャルグループ」に次ぎ、日本で第3位の時価総額を誇る企業である。かの「ファミコン」が発売されてブームになった頃、私の父親が「カルタ屋の株が1万円を超えるっちゅう意味がわからん」と言っていたのを思い出す。元々、任天堂はトランプや将棋、花札などを製造販売する中小企業であったようだ。その後、ファミコンは「Nintendo」という商品名で海外でも人気商品となった。「Nintendo」は、一時期アメリカでビデオゲーム一般を指す俗語でもあったらしい。会社名をそのまま商品名にしたのも「当たり!」だったのだな。すごいなニンテンドー。TVゲームに全く興味は無いんだけれど。
2008/01/16(水)葉っぱ派から芯派へ
冬は鍋物がうまい。鍋をする時、白菜は私にとってのかなりの重要項目である。どんな具材で鍋をするかは好みやらタイミングやらがあろうが、白菜の善し悪しによってその鍋の完成度は大きく左右されるであろうと思われる。ところが白菜は葉っぱのところと芯のところで、味も食感も全く違う。さらに加熱度も全く違う。芯の部分はくたくたに煮てもうまいが、葉っぱはそういうわけにはいかない。5秒から10秒くらい加熱した、しゃきっとしたのを食いたい。なので「芯の部分と葉っぱの部分を完全に切り分ける」という作業はこれまでもしてきた。そして私は完全に「葉っぱ派」で鍋をすると圧倒的に芯が残ってしまうというのが常であった。ところが!そんな私に革命が起こった。それは私にとって画期的な白菜の切り方。もちろん芯と葉っぱは切り分けて・・芯を横に5cm位に切ったあと、今度は繊維にそって縦に2mmぐらいに薄く切るのである。その薄切り芯、20~30秒くらいの加熱をしてポン酢で食うとシャキシャキでめちゃめちゃ旨い。いっきに「葉っぱ派」から「芯派」へ寝返ることになった。もう、小沢代表のことも悪くは言えないぞ。(なんのこっちゃ)そしてこんどは圧倒的に葉っぱが残ってしまうのだ。
2008/01/14(月)今年もよろしく
あっという間に1月も半ば。また更新が遅くなって申し訳ない。昨年の末、以前出版したブルースハープの教則本の再販が決まった。出版元との打ち合わせでは「内容は変えないで文字のデザインやら装丁などを新しくしたい」とのことで安心していたのだが、ふたを開けてみると、内容はほぼ変わらないものの、文章の表現などについては細かく訂正されることとなった。初版は1999年であったから、約10年という月日の間に日本語の表現、表記方法も変化して当然なのであろう。私の本はしっかりと「です、ます調」で書かれているが、同時期に監修したある雑誌などを見直してみると「~~しようぜ」などという文章を見つけて寒くなる。さて、この作業が地味ながらたいへん苦労することになった。年末に送られてきた元原稿に赤ペンで修正を入れていくのであるが、何度やり直したことだろう。さらりと見渡せばいいと思っていたら、何度も見直しているうちにどんどんと細かい修正をしたくなる。「出来る」という表記より「できる」いいだろう、とか、「隙間」より「すきま」か?いや、いっそのこと「スキマ」でいっとくか?ほんのほんの些細なことなのだが、どんどん見つかる、何がいいのか正しいのか見直すごとに分からなくなっていく。正月はずーーーっとそんなことをして過ごした。〆切ギリギリになっても小さな訂正をいくつもして・・ふう。今年もよろしくお願いします。