Modified : Friday, June 15, 2012

2011年9月〜10月の日記ぢゃないけど

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2011/10/24(月)きつね、たぬき2

「ヒガシマルうどんスープのCM」から始まった前回からの続き。関西で「たぬき」というのは「アゲの入ったそば」を示すことが多く、「たぬきうどん」などというメニューはない。関東では、てん玉(関西では天かす)の入ったうどんのことを「たぬき」と呼ぶようであるが、関西では「天かす」の入ったうどんは、ストレートに「天かすうどん」、ちょっとオシャレには「はいからうどん」と呼ばれていたと思う。が、関西のうどん店では、天かすは各テーブルなどに置かれていることが多く、無料のトッピングとなっているので、メニューにその名前は見あたらないことの方が多いと思う。ある時京都で「たぬき」を頼んだら、刻んだうすアゲの入った「あんかけ!のそば」が供されて驚いたことがある。「たぬきはいろいろと化けるんだなあ」などとベタなボケをしようと思っていたら・・この曲、「うどんかぞえうた」というらしい。春から関西地区で放送されていたのが好評で関東でもオンエアされるようになったらしい。歌は元「たま」の知久寿焼(ちくとしあき)氏。元々の西日本版のこのCMは「きつね、月見、天ぷら、お肉、鍋焼き、ヒガシマル、うどんうどんうどんスープ、プゥ!」だったようだ。納得です。

2011/10/21(金)きつね、たぬき

最近、このコマーシャルが気になっている。「きつね、たぬき、天ぷら、月見、お肉、ヒガシマル、うどんうどんうどんスープ、プゥ!」メロディーもコード進行も結構複雑に作られていて面白く、ついつい口ずさんでしまう。ラストの「うどんうどんうどん」の半音進行は難しくて練習が楽しい。ネットでググると、2番も存在するようだ。ちなみに、2番の歌詞は「わかめ、ちから、梅干し、鳥なんば、鍋焼き、ヒガシマル・・・」である。これはうれしい。特に「鳥なんば」という所がさすがヒガシマルである(本社は兵庫県)。関東地方では「鳥南蛮」や「鴨南蛮」といったメニューを見かけることがあるが、間違っている。「南蛮」ではなく「なんば」が正しい。昔、大阪の難波周辺で栽培されていた「なんばねぎ」のことを示しているからだ。そうすると、1番の歌詞が引っかかる。そうなのだ、関西で「たぬき」というのは「アゲの入ったソバ」を指し示しことが多く、「たぬきうどん」などというメニューはない。長くなりそうなので続きます。

2011/10/17(月)プロ中のプロ

スポーツの秋だ。といっても私はテレビ観戦を専門にしている。格闘技ファンも「観る系」と「やる系」があって、もちろん私は前者であり、スポーツ全般にわたって私は「観る系男子」である。先週はサッカー日本代表がタジキスタンに8-0という大差で圧勝したに始まり、数日にわたって世界体操もたいへん楽しませていただいた。日本女子の結果は奮わなかったが、男子はなかなかの成績。特に内村航平選手の演技には誰もが驚愕、感動したと想像する。史上初の個人総合3連覇もすごかったし、床での金メダルの演技もむちゃくちゃすごかったが、私が一番印象に残ったのは団体での最終演技の鉄棒であった。それも、一度落下してからの演技である。落下で1点減点され、それまで僅差の中国を抜いての金メダルの可能性が消えると、吹っ切れた彼は超思い切った技を連発してくれた。そうなのだ、彼はいつもセーブして演技をしているということだ。それってめちゃくちゃすごくないか。彼はもちろん誰もが認める天才だ。が、それこそ体操のプロなんだと思う。観る者を驚かせ、楽しませ、ドキドキさせて感動させるという、プロ中のプロなんだと思った。すごかったぞー。

2011/10/11(火)カラフルミノムシ

10月になり、空が高くなった。すごくいい季節である。某所でミノムシを見つけて、幼い頃の思い出が蘇ったので記しておきたい。私がまだ小学校に上がる前のことだったと思う。その頃住んでいた家は二階建ての小さな長屋であったが、猫の額程の小さな庭があった。庭にはキョウチクトウなどが植えられていて夏には赤い花が咲いた。秋になってその木にがぶら下がっていたのかも知れないし、またはどこがで見つけたのだろうか?母親がミノムシを1匹採って来て、その巣というべきか「蓑(みの)」の袋をハサミで注意深く切って虫を裸にし、何かの紙箱の中に放した。中から出て来た蛾の幼虫は思いの外、足が速かった記憶がある。オカンはその箱の中に色とりどりの折り紙やら糸くず、新聞の折り込み広告などを細かく切って入れ、新しい「蓑(みの)」を作らせる作戦!を敢行したのである。蓑を失ったミノムシは見る間にその折り紙や糸くずを集めて、カラフルミノムシに変身した。多分、何かの本に載っていたネタを元に行われた作戦であったのだろうが、オカン、大胆なことをやってくれたんだなあ。と、しみじみ回想した。

2011/10/05(水)God Bless You!

昨日の「徹子の部屋」のゲストは"ゆき姐"兵藤ゆき氏であった。氏は過去10年以上前、長男を出産した直後に『徹子の部屋』に出演した時、黒柳徹子氏に言われた「あなたやつれたわねえ。目の回り、しわいっぱいで」の一言のおかげ(?)で、夫の留学先であるニューヨークへ渡る決意をしたと言う。番組MCと思えない失礼な徹子氏の言葉であったのだが、そういう徹子氏の天然?が魅力なのかも知れない。その他、ニューヨークでの子育て生活やママ友交流などが語られたが、私が面白かったのは兵藤氏の「NYの街でくしゃみをしたらその辺歩いてる人たちが『なんとかー!』と大きな声で言うのでびっくりした」という一言であった。そうなのだ。アメリカ人は誰かがくしゃみをすると、それを聞いた人は他人であっても「God Bless You!(神のご加護を)」と叫ぶのだ。噂には聞いていたのだが、ホントだったんだな。徹子氏の答えも「そうなんですよ。God Bless You!って言うんですよ。皆さんもやってごらんあそばせ」と、またまた凄い。私も一度やってごらんあそばしてみたい。

2011/09/30(金)暫定コスモス

あっという間に9月も今日で終わる。つい先日までのうだるような暑さがウソのような清々しい天気がうれしい。日記の更新が遅れたのは、涼しいのがうれしくて、ついつい半田付け作業を楽しんでいたからだ。秋葉原に通い、あるいはネットを駆使して部品や情報を調達し、電子工作にいそしむ。仕事も時間も空腹も、何もかも忘れて集中する。なんと幸せな時間だろう。また製作結果も予想以上の素晴らしい出来ばえを得ることができ、大満足でめっちゃうれしい。また機材部屋などで紹介したいと思う。前回からの続きの話である「楽譜の整理」に関してであるが、なにしろ今までのケイオスがひど過ぎたため、とてもとても完璧なコスモス状態にはほど遠いが、数日を要して一応の結果をもたらした。書類を収めるポケットが蛇腹に開く「ファイルバッグ」という商品などを大量に導入し、アルファベット順に整理することで、暫定コスモスに到達したことを報告しておく。それ以上はまた次の機会ということで。

2011/09/20(火)楽譜の整理2

前回からの続きの話であるが、完全に説明不足で申し訳ない。長い間、音楽の講師の仕事をしているので、知らない間に大量の楽譜を所有している。楽譜の本や雑誌なども溜まるばかりであるが、今回の「楽譜の整理」というのは自分で書いた譜面、あるいは同業の先生からご提供いただいた手書き、あるいはPCで制作された楽譜のことである。一番多いのはゴスペル関係であるが、ウクレレやギターのレッスン用に書いた譜面もあり、またゴスペルではコーラス用に書かれた譜面の他にバンド演奏用に書かれた「マスターリズム譜」と呼ばれる譜面もある。それらがもうてんでバラバラに、あっちこっちにファイリングされたり、されなかったりして存在し、曲によっては違うバージョンがあったり、またそのコピーが複数で存在していたりもする。このケイオス状態をなんとかうまく整理し、コスモスにする方法はないか?と、以前から考えていたのだが、この度、お重い腰を持ち上げることにした。ということだ。続きます。

2011/09/16(金)楽譜の整理

大きなイベントが終わって一段落。青春の一日?を思い切り頑張って楽しみ、完全に抜け殻になった。少し時間ができたので、かなり前から念願であった楽譜の整理を試みることにした。モノの本によると、書類の整理はPCが最も優れているという。スキャンして読みこんだ画像をPDFにして保存すれば本棚に余裕ができるばかりか、整理や内容の識別、検索なども簡単だというのだ。なるほど!と、ちょっと試してはみたが、かなりの根気と時間が必要である。それにPCもあんまり信用が置けないのことは過去の経験から明らかで、当然バックアップを取って置かねばならないだろう。またそれも定期的にコピーし直さねばいけないことはご存知だろうか。実際、昨年のことであるが10年前にCD-Rに焼いてあった資料は読むことができなかった。これは私が悪いのではなく、同じ仕事をした私の師匠も同じ状況で「CD-Rって10年くらいでダメになるそうなんですよ」とのこと。紙の資料であればそのような不安はなくなるばかりか。鉛筆書きの楽譜であれば変更することも容易である。よし、やはり紙のまま整理することにしよう。さて、どうやって整理しようか?続きます。

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