Modified : Friday, June 15, 2012

2014年7・8月の日記ぢゃないけど

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2014/08/28(木)
10年に1度の
数日前の日記ぢゃで書いた話題がたいへんタイムリーだったようだ。昨日のダウンタウンの番組で「10年に1人の逸材が野球界で10年に1人以上出ている説」 「10年に1度の勢力を誇る台風が云々」という検証?をしていた。結論から言うと野球界で10年に1人の逸材は約2年に1人くらいの割合で出ているようだ。そして台風であるが、何と 「10年に1度の勢力を誇る台風」が「ほぼ毎年上陸している」と言うのだ。番組中で気象予報士の森田正光氏を取材して聞いてみると「そう言う言い方をした方が警戒を要すると言うか、インパクトがある。それはウソではない。季節や場所を限定すれば必ず確率的に10年に1回となる」と言ったのだ。ムチャクチャな理論である。こんなことを言っているからみんな信用しなくなって「また10年に1回って言ってるよ」と油断して避難しなくなる。いわゆるイソップ童話の「オオカミと少年」そのものである。今すぐに報道の方法を正していただきたい。そして森田氏も本気でこれで良いとは思っていないことを望みたい。「私もこれはマズイと思っているんですけどね。上から『こう言え』って言われてるんで仕方ないんですよ。私にも家族がありますし、仕事がなくなると困るもんで・・」というのなら10000歩譲って仕方がないかも知れない。でも、もし本気で正しいと思っているなら今すぐ気象予報士などは辞めた方がいい。エンターテインメントである野球界でさえ10年に1人の逸材は約2年に1人くらいの割合でしか出ていないのだから。
2014/08/27(水)
食い意地
急に「涼しい」を超えて「寒く」なった。つい2~3日前まで連続して最高気温が30度を超えていたと記憶するが、今朝は21度、本日の最高気温は25度程度の予測だそう。めっちゃ寒いやんけ。昨夜はそれを予想し、私は長袖長ズボンで床に着いた。大正解である。朝方少し寒かったが体調を崩さずに済んだ。私の仕事部屋は熱を大量に発する機材に囲まれているので本日の気温は大歓迎。PCも2台、音源やサウンドインターフェイスも全部つけっぱなし、すべての機材をフルパワーで活動出来まっせ。ははは。お昼はラーメンか熱いうどんでも作って食べますかね?こんなこと言って調子に乗ってるとまた残暑が戻ってくるのかな?あっ、今年の夏は岩牡蠣を食べなかったな。食い意地だけはまだ張っているから、もう少しは生きていけそうだな。もう故人であるが私が大好きだった、私の父の姉(伯母)がよく言っていた名言があった。孫たちが「おばあちゃん、お腹減った」と言うと「よかったなー」といって笑顔で返すのである。孫たちは「何でー??」なのであるが、「お腹減らへんかったら大変やでー」とニコニコ笑っていた。親戚が集まったりするといまだにそのエピソードは必ずのように登場する。お寺のお母さんであった彼女は人生を達観していたのかも知れないと、今になってやっと感じる。凄い人だったな。
2014/08/25(月)
土砂災害
夏風邪をひいてしまった。丁度お盆休みの、それも土日に絶不調のピークを向かえ、医者に行きそびれ、こじらせてしまった。日記に書きたいこともたくさんあったのだが、書けずに更新出来なくて申し訳なかった。忘れないうちにひとつだけ書いておく。広島でたいへんな土砂災害があり、多くの人の命が失われた。この事件はきっと気象だけのせいではない。「今までに経験したことが無い」とか「観測史上初めて」などと言えば、それで許されるのだろうか?しかし、実際には1999年に広島で32人の犠牲者を出す土砂災害があったというではないか?たった15年ぶりの雨を「今までに経験したことが無い」と言って「想定外の大豪雨」とし「だから住民は死んでも仕方がない」と言っているように聞こえるのは私だけではないだろう。こんなに世の中は進んで未来が来ているというのに、私たちはどこに住んだら安全なのかも分らないし、いつ、誰の指示でどこに逃げたらいいのかもわからない。だってすべては「想定外」で、毎年のように「異常気象」だと言われているのだから。これって「毎年のように10年に一人の逸材」を生み出す高校野球とはワケが違うんだからな。ちなみに新日本プロレスの棚橋弘至選手は「50年に一人の逸材」から、最近「100年に一人の逸材」に変わった。話は逸れたが、今回のこの災害の原因、責任はどこにあるのか、はっきりさせて欲しいものだ。でないとまた繰り返すことになる。
2014/08/11(月)
脳内麻薬
「昨日は野外でのイベントであった。私のゴスペルの生徒が40人以上集まってくれた。台風の中、屋根はあるというものの、時折風で雨の吹き込むステージで歌った。大勢の声のエネルギーは凄まじい。私の脳に「脳内麻薬」と言われるようなものが大量に噴出し、神が降りて来る瞬間がある。ぞくぞくするとともに、それはすごい快感であり感動でもある。打ち上げも自ずと盛り上がる。私は歓喜の美酒に酔いしれ、というか、ベロンベロンになる。ははは。今日は声もがらがら、脱け殻になっているが、夏のイベントはまだまだ続くし、やらなければいけないことが山積みである。重い身体に鞭打ちながら、また次の「脳内麻薬」を求めて?頑張って行こうと思う。
2014/08/01(金)
K社のM
以前にも書いた事があるが、私は、食パンは「Kべ屋のMちふわ」とほぼ決めている。そのいつも食べている食パンの匂いが変わった。どう変わったかは説明しにくいが、まちがいなく良くない方向に変化が感じられた。このくそ熱い夏場に腐敗を防ぐような、いわゆる防腐剤を「多く」添加しているのだろうか?と疑いたくなる。先日、意を決して「お客様センター」という所に電話してみる事にした。(電話には男性が出た)「いつも御社のMを食べているが、最近風味が変わった。何か添加物が変わったのか?」と(実際にはもっと丁寧に)聞いてみると・・「防腐剤といったものは、一切使っていない。原材料の中に『発酵風味料』と書かれているものがあるが、いわゆる『酢』なのだが、それを原材料明記の順番が変わらない程度に増減する事がある」という返事であった。なるほど。「明らかに開けた瞬間の匂いが違う。それは夏場の防腐の為に増やしているという事ですか?」と聞くと、「そういう事でございます。分らない範囲内で調節しているつもりなのですが、敏感なお客様には『酸っぱいような匂いがする』といったご意見をいただくことがあります。でも、防腐剤などの添加物は一切使用していませんので安心してお召し上がり下さい」とのこと。めっちゃ納得したぞ。「まじめに頑張っている会社だと思うので応援しています。これからも頑張ってください」とエールを送った。「ありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします」とめっちゃ丁寧に対応してくれた。やっぱし私の認めた「K社のM」であったぞ。株でも買っておくか?
2014/07/29(火)
キショイ
昨年の夏だったろうか、極端に短い短パンを身につけた男性、それも結構なおっさんが街で目についた。若い人ならいいと思うのだが、結構なおっさんが太ももをあらわにしているのを街で見るのは気持ちの悪いものだ。ファッションは自由とはいえ、なんだかなあ?と思っていたら、マツコデラックス氏がバッサリと切ってくれた。「何よ、あれ、すっごい短い短パンよお。流行のファッションなんて、どっかのおっさんが勝手に決めてんでしょ?不景気だから、布も少なくて済むし、短い短パン流行らそうよ、なんて、どうせ、そんないいかげんなこと言い出したんでしょ?乗せられてんじゃないよ。気持ち悪いんだよ」と。諸手を挙げて大賛成、拍手を送った。そしてここ最近の事。短パンは正しい膝上くらいの長さ、いわゆる「バミューダパンツ」に戻ったのだが、それに合わせる靴が、以前から加速傾向にあっただろうが、革靴が本流となったようである。どっかのおっさんがまた勝手に決めたのかも知れない。それも、もちろん素足に革靴を履いているのである。ああ、気持ち悪い。私はもともと素足に革靴というのが理解出来ず、石田純一氏の気持ちも、武田修宏氏の気持ちも全く分らないのだが、短パンに素足に革靴、その靴も先端が尖っているとなると、勘弁して欲しい。昨日はもっとキショイのを見てしまった。短パンで、靴が女性のパンプスのように大きく足の甲が見えるデザインで、さらに足の甲のうえをベルトで止めるような形状なのだ。もちろん素足である。キショイ、キショすぎる。さすがにヒールは無かったが、短パンだったらサンダルとか、スニーカーの方がいい様に思うのだが、そんな私はおしゃれぢゃないのね。どうしても革がいいなら革のサンダルもあるし、革製のデッキシューズとか、そんなんのほうがええんちゃうんかなあ?キショイねん。
2014/07/24(木)
太陰太陽暦
全く意味の分からない「梅雨が明けた模様?宣言」がなされ、めっちゃ暑いな。今年も例年の事ながら7/7の七夕は雨であった。7/7と言えば梅雨の真っ最中であるから仕方ないと言えば仕方ないのだが、1年に1回しか逢えないという超遠距離恋愛の「織り姫と彦星」であるが、正確にはいったい何年に1回逢えているのだろう?心配にはならないか?ところで、落語家の立川志の輔氏が、ある落語のマクラで旧暦(太陰太陽暦)についての話をしていた。めっちゃ簡単に言うと、太陽の動きを基に作った暦(こよみ)が現在使っている新暦と呼ばれる太陽暦で、月の動きを基に作られた暦を明治頃まで使っていた旧暦と呼ばれる太陰太陽暦というらしい。私たちを含め、生物の身体は月の動きに大きく影響されている事は明らかで、特に私たちの出生や死亡などは月の満ち欠けや汐の満ち引きと大きく関係している事はよく知られている。サンゴの産卵日は毎年5〜6月らしいのだが、驚く事に来年の予定まで、月の満ち欠けからほぼ分っているらしい。すげえ。長くなりそうなので、結論を急ぐが、ちょっと私たちのカレンダーというか暦(こよみ)を見直さないか?新暦だけでは無理があるんだ。今年の七夕は旧暦では(?)8/2であるらしい。きっと晴れて「織り姫と彦星」もデートが出来るに違いないし、浴衣のおねいちゃんたちも、さっそうと街を闊歩してくれるに違いないのだ。
2014/07/18(金)
脱法ハーブ
脱法ハーブって何だ?私は屁理屈を言うぞ。ハーブに合法とか違法とか脱法とかあるのか?(実は栽培に許可が必要なものもある。)そんなワケの分からない言い方で報道するマスコミの意識が解らない。もしその方針で報道したいとするなら「マリファナは日本では『違法ハーブ』に分類されています」的な表現をすべきだ。正しく言っておくと、今、事故などを起こしてたいへん問題になっている「脱法ハーブ」と報道されているものは決して「ハーブ」ではなく「合成麻薬」である事が間違いない。話は変わるが、ついでに言っておくと福島原発の件などでよく報道されている「放射線防護服」って何だ?。あれは誰もが「放射能等から身体を『防護』するための服」だと思っているに違いないのだが、実は何の防護もしていない。放射能から身体を防護する為には「鉛などで作ったよろいのようなもの」を身につけなければならない。なぜ「防護服」と報道されるのか不可解だ。もっとついでに言っておこう。「狂牛病」はいつのまにか「B.S.E.」などという「伝説のロックバンド」みたいなカッコいい名前に変化し、そのうちに報道されなくなってしまって、みんな喜んで牛丼を食っている。我々は適当に騙されまくっているのだと感じる。日本語の優しさ、日本人の奥ゆかしさもあるかも知れないが、報道は、もうちょっとちゃんとしようよ。20年程も前になるだろうか。笑福亭鶴瓶氏が伝説の番組?「パペポTV」の中で上岡龍太郎氏に向かって(鶴瓶氏はボケ/ツッコミでいうボケを演じていたので)「あの『愉快(ゆかい)犯』て何なん?めっちゃ楽しそうな人みたいやん、めっちゃ悪い人やろ。『愉快(ゆかい)犯』なんて楽しそうな言い方おかしいのちゃう?と言っていたような記憶がある。鶴瓶さん、さすがですなあ。
2014/07/15(火)
猪木アリ状態
先日、1976年に行われた「アントニオ猪木VSモハメド・アリ、異種格闘技戦」のDVDが発売されたので、思わず購入してしまった。「世紀の凡戦」と言われた面白くない試合であった事は知っていた。現在でも格闘技の試合で「立ち技が得意な選手」と「寝技に持ち込みたい選手」が戦った場合に片方の選手は立っていて、もう一方はリングに寝て相手を待つ、というかみ合わない「こう着」を『猪木アリ状態』などと呼ぶくらいであるから、そのぐらいかみ合わない有名な試合だったわけだ。どのぐらい面白くなかったのかも観てみたいのが「観る格」の性である。今回のDVDは試合までの記者会見などもふんだんに盛り込んだ2枚組で長くて観るのにたいへん疲れた。「異種格闘技戦」というだけで、ルールもよく解らないのだが、猪木選手はアリ選手の足に向けてローキックを蹴り、そのままリングに寝て待つという、終始これの繰り返し。「世紀の凡戦」と言われても仕方ないのだが、今から38年も前に、猪木氏はどうやってこの戦い方を知っていたのだろう。今でこそリングに寝た状態を「ガードポジション」と呼んで、決して不利ではないとされているが、38年前にこれをやったのはすごい。やはり天才なのだと感心した。現在の総合格闘技ではレスラーは立ち技系の選手に対しては「タックル」を仕掛ける場合が多いのだが、残念ながら猪木氏は純粋なプロレスラーであり、レスリングの経験が無く「タックル」は出来なかったようである。もし、「タックル」が決まってたらもうちょっと面白かったかも?とも感じた。寝技は禁止されていたみたいだから結果は変わってなかったと思うけど。
2014/07/07(月)
号泣会見
面白すぎる。皆さんもご存知、年間195回の日帰り出張をしたとして、政務活動費から約300万円を支出していた問題についての野々村竜太郎兵庫県議(47)の号泣会見。机を叩きながら「高齢者問題は、わが県のみ…ウゥアアア…わが県のみなら…ウアアア…わが県のみならず、西宮…日本人の問題じゃないですか!」のくだりはそんじょそこらのコントなどより100倍は面白くて笑ってしまう。ミヤネ屋の宮根誠司氏も「不謹慎ながら笑ってしまう、(番組中に)ワイプで(自分の顔を)ぬかないでくれ」と言った程である。本当は、号泣していたのは2時間半あまりの長い記者会見の中の2時間を過ぎたあたりの「4分間だけ」であったらしいのだが、編集でつなげられていて、耳をそばだてるようなポーズも、左手でグラスを隠しながら水を飲む姿も、まるでコントのようである。そして号泣直後には「皆さんに『冷静に』とお願いしたのに取り乱してしまって済みませんでした」と謝っていて、またそこで笑ってしまう。この人どうなってんだろ?と可哀相にもなってくる。ところが、ある報道によると、野々村氏はその後、報道各社に「私に対する一切の取材活動の自粛を強く申し入れる」とのファックスを送ったとのこと。言語道断、反省してないのか?面白すぎるけど、お金を返して、謝って、辞めてもらうしか方法はなさそうだ。でも不謹慎ながら、思い切り笑ってしまった。


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