2014年9・10月の日記ぢゃないけど
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2014/10/29(水)
- 3分クッキング
- 料理番組は嫌いではない。某Q社が提供する長寿料理番組に「3分クッキング」というのがあるが、いろいろな意味でなかなか面白い。実際には「3分クッキング」というのは名前だけで放送枠は10分間。前後にCMが入るので実際の放送時間は7分間程であるようだ。7分でも紹介される多くのレシピは実現不可能で「15分程、コトコトと煮ます。」と女性の先生が言うと、アシンスタントの男性が「15分煮たものがこちらですね」と用意した鍋をさっと差し出す、ということが度々繰り返される。かなり前だったが(何かデザート系だったと記憶する)「あら熱を取ったら1日くらい冷蔵庫で寝かします」なんていうことがあってひっくり返りそうになった。どこが3分やねん?ところが、(かな?)この番組、放送7分間はノーカットで一気に収録されていて、一切の編集が無い。これはすごいことだ。複数のスタッフで、綿密な計画を立て、何度もリハーサルをしているのだろう。それを毎日放送するなんてマジすごいな。しかしながら、3分で料理していないことは確かである。3分間でちゃんとした料理なんて出来るわけがない、というのもひとつの意見であろうが、以前に「ザ・超人(ウルトラ)シェフ」という番組がTokyoMXで放送されていたことがある。毎回3人の一流料理人があるテーマに沿って、リアルに3分間という制限時間の中で料理をつくり、対決するというものだった。シェフたちのユニフォーム(?)の胸には(ウルトラマンの)カラータイマーが付いていて30秒前になるとブザーが鳴って点滅するという、ウルトラマンよりもさらにリアルな戦いであった。時間内に料理が完成しなかったり、失敗することもしばしばなのが面白くて、毎回ビデオ録画して観ていた。
2014/10/16(木)
- スーパー台風
- 台風の後、急にむちゃくちゃ寒くなった。方々で風邪が流行っているようなので皆さんも気をつけされたし。さて、その日本列島を直撃し、なめるように通り過ぎて行った台風19号であるが「スーパー台風」などと言われたり、「100年に1度の大型台風」などと報道されたりした。いかがなものか?先日この日記ぢゃでも「10年に1度の台風は毎年来ている」という事実を記しておいたが、毎年のそれよりももうちょっと大きめの台風だったから「スーパー台風」だとか「100年に1度の大型台風」などとしか表現できなかったのかもしれない。うーーん、困ったものだ。「スーパー台風よりもっとでっかいのが来た時、どう言うねんやろ?」などと(冗談で)言っていたら「メガ台風ってどうですか?」という人がいた。ちょっと面白い。それよりもっと大きいのが来たら「ギガ台風」にするか?いっそのこと、しょこたん語で「ギザ台風」にするか?そんで、もっとでかいのが来たら(っていうか、数字的には1000の3乗で10億倍になっているが)「テラ台風」にするのか?どこかのお寺を直撃するみたいでイヤだなあ。だからやっぱりそんな言い方は止めて、ヘクトパスカルとか瞬間最大風速とかそういう事実的な数字を基に、『今回は何年に来た台風〇〇号に似ている。このときはこのぐらいの被害が出た。だからこのぐらい注意が必要』という風に的確な注意を促す。という方向で適切に報道してほしいものだ。
2014/10/09(木)
- 青色LED
- 先日、3人の日本人にノーベル賞物理学賞が与えられた。青色発光ダイオードの発明、開発に関する業績が評価されての受賞とのこと。誠に素晴らしいことだ。が、「あれ?今ごろ?」と感じたのは私だけではないだろう。この日記ぢゃでも、2004年の2月に青色LEDの信号機について書いているので、10年も前のことだ。ここ数年でどんどん実用化が進み、実際に照明などにも積極的に使われるようになったから、きっと3人のノーベル賞受賞の先生方のたゆまぬ努力で、高照度化、高効率化が進んだのだろう。価格もどんどん安くなっている。秋葉原のパーツショップでも(マニアックなお店)数年前なら、赤いLEDは1個5円から10円で手に入るのに対し、青いLEDは100円程もしたので買うのにめっちゃ勇気が必要だった。現在は安いものなら10円から20円くらいで購入できるから男気がなくともじゃんじゃん使えるぜ。先生方、ありがとうございます。そしてノーベル賞受賞、おめでとうございます。
●先日、8月6日(水)ラジオに出ました。
オンデマンド再放送がこちらで聴けます。
2014/10/07(火)
- 安否不明と心肺停止
- TVを観ていて何だか違和感がある。まず、御嶽山噴火の行方不明者捜索のニュースの中での「安否不明」と言っていることだ。今までは「行方不明」という言葉が普通だったように思う。いつから「安否不明」になったのだろう?また「心肺停止状態で発見されました」というのにも何か違和感を感じる。噴火からすでに1週間以上も経過している上にその遭難者?は火山灰の中から発見されたと報告されている。どう考えても「遺体発見」であると考えられ、奇跡的に生存が確認された場合のみ、「反応がある」という風に報道すべきではないだろうか。何かウラがありそうな感じがしてならない。御嶽山を「レベル1、安全に登山が楽しめる」とした噴火予知委員会が少しでも責任を逃れたいためにそんな報道になっているように感じるのは私だけではないだろう。誰も一言も謝らないのが現在の実情であり、「天変地異だから仕方がなく、誰にも責任はない」というつもりらしい。報道もその姿勢である。ワイドショーにも専門家が出て来て「予知は大変難しいんです」と平気で言う。だったら「レベル1」って言うな。「わかりません」って言え。台風が来ると毎年「10年に一度級の巨大台風」って大げさに言うくせに、噴火の予知が難しい火山は「レベル1で安全です」と言うなんて。これって絶対おかしいよ。
2014/09/30(火)
- アジア大会
- アジア大会が熱い。水泳、体操、柔道、フェンシング、レスリング、その他多くの競技で毎日のようにメダルラッシュ。メダル通算数が100を超えたそう。めちゃめちゃすごいじゃないか?毎日15個以上のメダルを獲得しているということだ。それでも中国に次いで第2位だとのこと。今回は「中国は振るわず」の印象であったが、やっぱ、層が厚いんだな。フェンシングの団体決勝逆転劇もものすごかったが、ルールが難しすぎてよく解らないのが正直なところ。今後はしっかりとした解説者が必要になってくるだろう。太田選手にはまだまだ続けて欲しいし。また先日のなでしこジャパンは、香港(香港なんて国ないのに不思議ね)チーム相手に9-0。それも宮間選手などメインのメンバー休ませての新しい布陣での完封勝利。頼もしいぜ。卓球女子も決勝進出。こんなにすごいニッポンの活躍なのにあんまりみんな騒いでないんだよな。アジア大会っていうのがイマイチなのかな?まだまだ行け行けニッポン!!
2014/09/22(月)
- 錦織圭選手のこと 2
- 錦織圭選手のことを書かなくてはいけなかったのだが、イベントがあったり、ちょっとしたアクシデント?などもあり、更新が遅れた。申し訳ない。遅くなったけど一応記しておくことにする。全米オープン準優勝の快挙、ものすごいことだ。誰もが予想し得なかった超快挙である。テニスのファンであるという生徒さんの一人が怒っていた。「自分の家ではWOWOWに入っていないので全米オープンが観れない。あんな絶対勝てないサッカー(ワールドカップのことだと思われる)は毎日ダラダラ生放送してるのに、何でテニスはやらないの?毎日すごい試合なのに」と。全くそのとおりである。日本人のものすごい快挙であるのだから国営放送で全国民に対して放送すべきであろう、と考えるのも無理はない。「申し訳ございません。錦織選手がこんなすごい結果を出すとは予想できなかったんですよお。次回はユニクロと日清製粉、その他協力して提供させていただきます。今のNHKはダメなんですよ、佐村河内氏事件しかりSTAP事件然り、パパラッチレベルですから。申し訳ございません」かなりお怒りのご様子だったので、私がかわりにお詫びしておいた。
2014/09/16(火)
- 錦織圭選手のこと
- イベントやら何やらでぱっつんぱっつんになっている。更新が遅れて申し訳ない。ごめんなさい。この話題には触れておかねばならないだろう。錦織圭選手である。全米オープンで準優勝の快挙、ものすごいことである。決勝戦進出が決まったと同時くらいに松岡修造氏のサイトがパンクしてしまったという事件もあったようだが、彼の熱さ?も錦織圭選手の快挙の一端を担っていたことは間違いないだろう。話はちょっと逸れるが松岡氏の出演する何かのCMで「テニスなさってたんですか?」というくだりがちょっと面白いが、彼はウインブルドン選手権でベスト8に入った経験のある人物である。ただの熱いおっさんではないのだ。また話は飛んで行くが、ちょっと思い出したことがある。ダウンタウンの番組であった。元サッカー選手の武田修宏氏のコメントに対しダウンタウン松本氏がボケた。「あの、さっきからサッカーのこといろいろ言われてますけど、ひょっとしてサッカーやってはったんですか?」これでも十分に笑えるのだが、すぐに浜田氏がつっこむ。「いやいや、ワシらよりだいぶうまいらしいで」会場は大爆笑になった。ダウンタウン、恐るべし、お笑いコンビの鏡であると思った。話が逸れまくったので本題は続きで。
2014/09/01(月)
- クールビズって何?
- 9月になった。寒い。TVで、アナウンサー(だと思う)が、「私たちクールビズだったものですから、ここ数日『寒いな』と思って過ごしていたんですが、今日から9月で上着を着るとちょうど良くて『寒くてよかったな』なんて思ってたんですけど、しばらくネクタイしてなかったものでなかなか結べないんですよね」などと言って笑っていた。サラリーマンってホントにそんな情けないことしてるんだろうか?数年前だが、私の生徒だった女子高生でさえ、「私の行ってる学校は制服があるが、冬服と夏服のどちらでも良い期間が1ヶ月くらいあって、気候に合わせてどちらを着ても良いし、さらにはオプションのカーディガンなどがあって体温調節するように指導されている」と言っていた。めっちゃ正しいではないか。6/1から8/31まではどんなに寒くても半袖ノーネクタイ。9/1からは、どんなに暑くてもスーツにネクタイってあまりにおかしくないか?昨日だったか、「アントニオ猪木氏主催の北朝鮮初のプロレス興行」っていうのをTVのニュースで報道していたが、みんな自由な服装で、凄く楽しそうにプロレスを楽しみ、スマホで写真や動画を撮りまくっていた。北朝鮮でさえ(失礼かな?他意はありません)こんなに自由に楽しんでいるのに、日本のサラリーマンは「クールビズ」って決められたら、それ以外の服を着ることは許されないのか?暑くても寒くても我慢しなくちゃいけないのだろうか?服装って、その日の気温や天気、本人の体調とか、さらにはTPOに合わせて決めるべきものではないのだろうか?ここは2014年の日本なんだよ。私は、ものすごく不思議に感じる。
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