2009年8〜9月の日記ぢゃないけど

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2009/09/29(火)ガッツポーズ

秋場所で優勝した横綱朝青龍のガッツポーズについて、またまた問題になっているようだ。こういった場合は必ず内館牧子氏の発言が注目される。そして彼女は、なんで?と思うほどめちゃめちゃ怒っているのだ。ここ2〜3年はそれが「大相撲の様式美」となっているようだ。閑話休題、皆さんご存知のように、ガッツポーズというのは両手もしくは片手を掲げることで表現される。スポーツなどで勝利した時や、良い成績を残した時の喜びや観客に対するアピールの表現である。これまでこの「ガッツポーズ」という名前はガッツ石松氏が1974年にWBC世界ライト級王座を奪取したときに、両手を挙げて勝利の喜びを表わした姿を、新聞記者が「ガッツポーズ」と表現して、その名が広く知られるようになった、と言われていた。ところが今日、新しい説を知った。そればガッツ石松氏の2年前、ボーリングブーム全盛の1972年のことである。当時のボウリング雑誌「週刊ガッツボール」に「ストライクを取った時のあなたのポーズの写真を募集します」的な企画?があり、それを「ガッツポーズ」と命名したのが始まりだというのだ。「へえーー」であるが、なんか面白くないなあ。やはり「ガッツポーズ」の元祖は、ガッツさんにしておこうよ。「OK牧場」を知らないみんなに「オッケー牧場」を連発できる人はそうはいないと思うし。

2009/09/25(金)キングオブコント2

昨日の続きの話であるが、「キングオブコント2009」について、少し説明しておく。総エントリー2500組以上の中から決勝に進出できたのは、(抽選による1回戦の出演順で)「東京03」「ジャルジャル」「モンスターエンジン」「ロッチ」「天竺鼠(てんじくねずみ)」「しずる」「サンドウィッチマン」「インパルス」の8組。4分以内のネタを2回演じて優勝を決める。2回戦の出演順は1回戦の点数の低い順で、このあたりは妥当であろう。さて、問題の審査方法であるが、会場に「準決勝で涙を飲んだ、決勝進出できなかった芸人100人」が「全員同じ白いポロシャツ」を着て座っていて(これがまたキモかった)各人が10点満点で採点をする。つまりは1000点満点×2回戦の合計で一番得点の高いグループが優勝するというもの。一見すると「100人もの芸人で審査するのだから公平だろう」と思うのだが、実際にはそんな簡単ではなかった。「いまいち売れていない芸人」であれば「人気のある芸人」に対して嫉妬してしまうこともあるだろう。「先輩芸人」からすれば「これから勢いづいて行きそうな後輩芸人」の若い芽をつまんでおきたくなるかも知れない。というか、そんな匂いがぷんぷんの得点なのだ。そう感じたのは私だけではないはずだ。番組のやり方として好きになれない。どのグループも実力のある面白いイベントだったからたいへん惜しいのだ。あんな採点なら「ロッチ」の2回戦で「急に車に轢かれて真横にぶっ飛ぶ」あの鉄板芸が見たかったなあ。

2009/09/24(木)キングオブコント

「キングオブコント2009」という「真のコント日本一を決めるお笑いイベント」と銘打った番組を見た。 優勝賞金は1000万!というガチンコであるらしいので真剣に見た。優勝したのは「東京03」という私のあんまり知らない3人組。1回戦、2回戦ともに高得点をたたき出し、2位以下に大差をつけて優勝した。うーーん、難しい。「東京03」は確かに面白かったけれど、その他の出場者と比べてダントツ群を抜いているとは私にはとうてい思えないのだ。コントというのはそういうものかも知れない。審査員が「決勝進出できなかった芸人100人」であり、お笑いのプロの目から見るとそういう結果のなるのか?しかしながら誰が何点入れたか分からないシステムは良くないように思う。トップ出の「東京03」が835点を獲得したのに対し、2番出の「ジャルジャル」が734点だったのは納得できなかった。結局最下位。「しずる」が820点で「サンドウィッチマン」が878点というのも理解できなかった。2回戦の「しずる」831点の後の「東京03」953点というところで審査に対する私の不満が頂点に達した( 実はそれほどでもなかったけどね)。長くなりそうなので続きます。

2009/09/17(木)不思議なCM

テレビで不思議なCMを見た。おばあちゃんに、久々に息子から電話がかかってきたというような設定。息子が「オレだよ、オレ」と言うと、おばあちゃんが「あらあら、オレオレ詐欺さん」と答えるアレ。AC公共広告機構のCMである。皆さんも見たことがあると思うが、なぜか何が言いたいのかがよくわからない。「親は大切にしよう、親孝行をしよう」とか「頻繁に電話して年寄りが寂しくないようにしよう」というような訴えかけなのか?はたまた「オレオレと言って電話してきた人は疑いましょう」と犯罪防止を目的にしているのか?CMを見るとおばあちゃんは息子だとわかっていてジョークで「オレオレ詐欺さん」と言っている様子だから「別居している高齢者には頻繁に電話などしてご機嫌を伺いましょう」というような内容なのかも知れぬ。だが、よく見ると、息子は関西弁イントネーション、おばあちゃんは関東弁イントネーションで話しているのである。立場が逆で、おばあちゃんが方言、息子が標準語、というのであればまだ話はわかりやすい。田舎のおばあちゃんに息子から電話がかかってきたという設定だ。もしそうであっても普通なら「息子の方も条件反射的に方言が出てしまう」という状況が想像できる。しかしこのCMでは、息子は関西弁、おばあちゃんは関東弁なのだ!これはいったいどういうことだ!?きっと息子は親と離れて関西で育ったのであろう。二人の会話からは「仲の良い親子」であると判断するが、実は義理の関係なのかも知れぬ。びょっとしておばあちゃんの財産目的で養子になった息子??エーー?だったらオレオレ詐欺よりタチ悪いぞ。

2009/08/27(木)ヒグラシ

今年は例年よりたくさんの蝉が鳴いているような気がする。異常気象だとか、地球温暖化だとか、自然がおかしくなってきている、などどいう悲観的なニュースをよそに蝉は元気に鳴いている。なんだかうれしいぞ。先日は都内某所にてヒグラシの声を聞くこともできてたいへんうれしかった。自然は元気なのだ。ヒグラシの声を聞いたのは小学校低学年以来のような気がする。その時は確か家族で(大阪から)姫路城に小旅行に行った時のような記憶があるが、ひょっとして彦根城の時かも知れない。小学校低学年でもちろんのこと城などには興味がなかったから、そこんところの記憶は曖昧である。天守閣の森、薄暗い夕刻、すごくたくさんのヒグラシが「ヒヒヒヒヒヒヒヒー」と幽霊屋敷のように鳴きざわめき、すごく恐かった。図鑑などを見るとヒグラシは「カナカナカナと鳴く」と書かれていることが多いが、あれは完全に間違っている。文字にするのは難しいかも知れないが絶対に「カナカナカナ」ではない。「ヒヒヒヒヒヒヒ」の方が近いことだけは間違いない。だってすごく恐かったことだけ鮮明に覚えているのだから。

2009/08/15(土)神様はいるのだ

前回からの続きの話かも知れない。「ひかりTV」契約から突然の「プロレス」がマイブームになったのと前後して、とある知り合いから「新日本プロレスの招待券がありますよ、行きませんか?」などというお誘いをいただいた。日程もぽっかり空いた休日!すごいタイミングではないか!突然のプレゼント!神様はいるのだ。またまたその「新日本プロレス」の夏の看板興行?「G-1 Climax」の開幕戦を「ひかりTV」で放送しているではないか!すごい。ちゃんとチェックして予習してから観戦することにする。めちゃめちゃ楽しいぞ。「元プロレスファン、現格闘技ファン」の同僚と参戦?したのだが、やはりライブであるからたいへん面白い。同僚の彼もたいへん面白かった様子。さらにファンの意識の高さにも驚かされた。過日、プロレスラーの三沢光晴氏が試合中に亡くなったことは皆さんもニュースでご存知だと思う。バックドロップなどという現在のプロレスでは基本中の基本とも言える技での事故であったから、かなりのショックであった。これを機会にプロレスがどんどん衰退し、なくなってしまうんじゃないかとも危惧した。でも今回ライブで試合を観て少し安心した。何しろ観客の意識はたいへん高い。だって面白いもん。頑張って欲しいぞ。神様はいるのだから。なんのこっちゃ。

2009/08/07(金)どうしよう、困ったぞ

またまた日記の更新を長期に休んでしまった。夏は複数の大きなイベントがあり、その準備に追われる。「忙しい」というのは言い訳にしか過ぎないのだが、ホントにやることがいっぱいあって、私の能力の限界となっているのかも知れない。ごめんなさい。そんな時に限って?「ひかりTV」という光回線を利用する有線TVのサービスの契約をしてしまった。「キャンペーンで2ヶ月無料、一切費用はかからない」と言う勧誘の口車?に乗ってしまったのだ。忙しくてなかなかチューナー(かな?)などを配線できなかったのであるが、先日ちょこっと時間ができてつないでみたところ、めちゃめちゃたくさんのチャンネルがあって何を観ていいか分からないほどである。番組表を見ると、これが困ったことに毎日プロレスをやっているようだ。最近プロレスはたいへん人気が低迷していて、ほとんどTVでは放送されていない、それを生放送を含めて長時間毎日放送しているようなのだ。どうしよう、そんなの全部観ていたら体がいくつあっても足りない。ショーアップされたアメリカのプロレスも放送している。実は結構好きなのだが、これも毎日のようにやっているぞ、どうしよう。深夜には立ち技格闘技の放送も見つけてしまった。どうしよう。困ったぞ。予約録画の仕方も分かってしまった。ああ、どうしよう。全部録ってたら、あっと言う間にハードディスクがいっぱいになるだろう。どうしよう。 どうしよう。困ったぞ。

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