電源ケーブルの製作

電源ケーブルを製作した 09/04/30

機材をつなぐ、実際に音が流れる「ラインケーブル」によって音が変わることは事実である。が、最近は壁コンセントから100Vを供給する「電源ケーブル」によっても音質が左右されると言われている。実際に経験するといろいろと気になってしまう。機材に付属している電源ケーブルは、まあまあ「それなり」 なんだろうとは思うが、変によれていたり、すごく硬くて使いにくいことがある。頻繁に使う録音に欠かすことのできない機材「MOTU828」のケーブルがそうであった。 いろいろと物色していたのだが、これまたピンキリでよさげなモノは値段が張る。オークションで見つけたBELDENのケーブルで作ってみることにした。

製作した電源ケーブル


ケーブルはBELDEN 19364

機材側 IEC コネクターは SCHURTER 4782

電源コンセントは HUBBELL HBL8215CAT  


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IECコネクター

SCHURTER 4782は比較的低価格で扱いやすいといわれている。音も色づけが少なく、素直であるとの評判からこれを選んだ。

下の写真で分かると思うが、コネクターの真ん中にネジが貫通する形であるため3芯のケーブルを通すのには工夫が必要になる。これから作るという人にはお勧めできないかも知れない。




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コンセントプラグ

コンセントプラグは「ホスピタルグレード」とよばれるもので3極になっている。数枚の写真で判明していると思われるがBELDENのケーブルも3芯構造になっていてプラス、マイナス、アースとなっている。日本の普通の壁コンセントにはささりませんなあ。ははは。

HUBBELL HBL8215CATはプラグに対してケーブルが90度の方向に伸びるL型になっているところも気に入っている。かなり高価であるが、安定感は抜群である。 



HUBBELLの中身


電源ケーブルは半田付けの必要がなく、その点ラインケーブルよりも簡単に製作することができた。

特にこのHUBBLEは構造的にもネジの感じも抜群に良い。

ちなみにこれ1個で4000円以上します。高いねーー。

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